前世=35=現世 ページ39
「ぐっ……」
数が多いうえに強くなっている
が、やっと倒し終えた
どうだというように睨み付ければ、
全然平気というように
「ふぅん。
でも、今のでラストとでも思ったの？」
また新しい妖を出そうと唱え始めた
希望が絶望に変わる
今までので精一杯、皆限界に近い
凌ぎきれるか……。
その時、
「待たせたようだね！」
「待たせたな！」
「間に合ったか！！」
勢いよく現れたのは髭切、膝丸
その手には……
鶴丸国永……！
鶴丸国永は妖切の唯一の弱点
そして、味方である
占いで見た鶴丸国永は妖切のことをとても気にかけていた
己が消えたとき、その瞬間最後まで
鬼に堕ちた妖切をきっと救ってくれるはずだ
「三日月！！」
「あいわかった」
三日月が唱えると、鶴丸国永が人の身で姿を表す
三日月の能力はあらゆるものの魂を具現化する
「よお、久しぶりだな」
「つ、………るまる？」
具現化された鶴丸に、集中力がとぎれ唱えるのをやめた妖切は
驚きと嬉しさ、今の自分の醜い姿をみられる悲しさ、過去を思い出しての後悔
そんな思いで声は震えていた
「きみを置いていってしまい、すまなかった」
「それはっ、あいつが！」
「俺が、未熟だったのさ。きみを守ると誓ったのにな」
そういうと、鶴丸は妖切を抱き締めた
「今から、きみとずっと一緒にいる、守ると誓おう。
復讐なんて、しなくていい。」
妖切は、泣いた。
子供のように、鶴丸の胸のなかで
額の角は消え、肌は赤みを取り戻してく
虚ろな瞳に明かりが灯る
これで、終わったんだ
＿＿＿
「………こんかいはつかれましたね……
……！！
なにかきます！！」
急に今剣が叫んだ
その瞬間
「終わりだと思った？」
「葵！！」
鶴丸が咄嗟に妖切を庇う
今剣は、目に追えぬような速さで敵の前にたち攻撃を刀で受け止めた
「ここから、本番だよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
「夕霧」(プロフ) - 林檎大好き兎さん» 私の作風で何故か夢主がイケメン化をしてしまうのが多いんです……汗 頑張りますo(^o^)o (2017年4月5日 13時) (
レス) id: 955090342b (このIDを非表示/違反報告)
林檎大好き兎 - 夢主が格好いいです(笑 頑張ってください!! (2017年4月3日 12時) (レス) id: 94e6a627e4 (このIDを非表示/違反報告)
「夕霧」(プロフ) - レインさん» ありがとうございます！！更新全力で頑張ります!! (2016年12月11日 16時) (レス) id: e7976b333e (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 学パロ大好きなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (2016年12月11日 16時) (レス) id: 025f037e64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：「夕霧」 x他1人 | 作成日時：2016年12月11日 0時
