[遊戯王]遊戯「僕らの！」遊馬「3世代！」遊矢「シェアハウス!?」 (ページ4)

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ハートランド到着！ページ4

貴「着いた…！」

時間が予想以上にかかり、もう夜である

前に一度だけ来たことがあったけど、やっぱりハートランドはにぎやかだなぁ…

貴「えっと…タワーを探さなきゃ……いっ!?」

地図を見ながら歩いていたら、誰かとぶつかった

貴「あっ…ごめんなさいっ」

男「ぶつかってんじゃねえよ！…ふんっ」

貴「…」

その男の言葉使いから、義父を思い出した

貴「…ダメだ……忘れなきゃ……えっと…タワーは…」

？「待て」

貴「え？」

振り向くと、青年が私と先ほどぶつかった男に呼びかけている

？「…貴様、わざとぶつかって、その女の財布を盗んだだろう」

貴「ええっ!?」

慌ててカバンの中を確認するが…

貴「な…ないっ…」

男「チっ、ばれたかっ！」

そういって男は走り出す
イヤだっ！私の全財産なのに！

？「逃がしはしない！はァッ！」

と、青年は手首の下のほうから、赤いロープのような物を射出した

男「なんだこれっ！？はなせっ！」

それは見事に男の手首をとらえる

？「やれ、オービタル！」

オービタル(？)「カシコマリ！」

今度は何だと男の後ろに目をやると、どこから出てきたのかロボットが男に接近している

オービタル(？)「ダイレクトアタック！」

男「ぐおおおっ!?」

そのロボットは男の身体に電流を流したようで、男はすぐに気絶した

？「…ほら、」

と、青年に財布を渡される

貴「あ…ありがとうございますっ！」

？「礼などいらん。それより貴様、どこからきた。この辺りでは見かけない顔だが…」

貴「えと…」

？「兄さん！遊馬が呼んでるよ！」

？「！ハルト…今行く。まぁいい、最近のこの町はあまり治安がいいとはいえん…先ほどのような窃盗やスリがよくあるから、気を付けた方がいいだろう」

貴「はっ…はいっ！」

？「兄さん！」

？「…じゃあな」

貴「あっ…」

振り返ったときには、もう青年の姿はなかった

貴「…なんだか不思議だったなぁ………」

結局この日はタワーを見つけることはできず、ホテルに泊まった