先生、あのね (ページ4)

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あのね、ページ4

「ここがAちゃんと私の部屋だよ
好きなように使っていいからね？」

「 ... 」

「紬くん、私夕飯作ってくるから暫く一緒に居てあげて
2人の夕飯はこっちにもってくるから」

「分かりました
ありがとうございます」

「 .....あ、ありが、とう... 」

小さな声で呟いたAちゃんに微笑み部屋の外に出た
今日のご飯は臣くんと作ることになっている

んー、なんにしようかな

カレーうどん？
カレーピラフ？
カレーライス？
カツカレー？

悩む悩む、やっぱり臣くんと相談かな

「臣くん」

「どうした監督」

「今日の夕飯を
カレーうどんにするか
カレーピラフにするか
カレーライスにするか
カツカレーにするか
すっごく悩んでる」

「おいおい...全部カレーじゃないか
今日の夕飯は生春巻きとかにしようと思ったんだが... 」

「生春巻き...！」

「そうそう」

「あ、臣くん2つ分だけ別のお皿に盛り付けてくれない？」

「あぁ、分かった」

「じゃあ私買い物行ってくる！」

「俺も行くからちょっと待っててくれ」

「わかった！」

財布とエコバッグを持ち先に玄関で臣くんを待つ
1分も立たないうちに彼が来て買出しに出かけた

Aちゃんのことあとでみんなに言おう