先生、あのね (ページ11)

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あのね、ページ11

「ぅ.....んン...

......！？！？」

「目、覚めたっスか？」

「お、Aちんおはピコ！てゆーかお初！」

「わんわんコンビ煩い」

「幸ちゃん！？」

「ひｯ....なん... 」

ブランケットをぎゅっと握り微かに震えるAちゃん
監督ちゃん呼んだ方が良い感じ？
それともツムツム？

うーん、迷う

「つむ、紬くん...いづみ... 」

「ツムツムならタスクと稽古中だよん

監督ちゃんは「あ、Aちゃん」ツムツムナイスタ「せんせ...！」ちょいちょい2人とも俺のセリフ遮らないで！？」

「ご、ごめん」

ブランケットを握ったままツムツムの元に駆け寄るAちゃんはツムツムの背後に隠れこっちの様子を伺っていた

俺結構人見てきたけどあんなに避けられるの初めて

「 Aちゃんさっきお母さんから電話あったよ」

「ママ...？」

「うん、折り返してきてって」

「あと、...、あとで掛けなおす... 」

「よしよし、いい子」

ツムツムに頭を撫でられ笑顔になったAちゃん
見てわかるくらい好きオーラが放されている

とかいっても本人は気付いてない様だけど

( ツムツムってAちゃんに弱いよね )

( 先生と生徒っスもん！！ )

( バカ犬手動かして )

( 雪ちゃぁぁぁん？？？ )