長男を嫉妬させたい【続編】【竈門炭治郎】【現パロ】

後日談6 ページ46

あれから仕事がようやく落ち着き、私たちは2人で旅行を計画していた。




どこに行こうか。沖縄？北海道？それとも京都？




行きたい所が多すぎて、3泊4日じゃ足りないくらい。




といっても、まだ3ヶ月近く先の話。




それでも楽しみ。




楽しみなんだけど…




『…もう食べられない』




私はお行儀が悪いと知りながらも、旅行先を探しつつラーメンをすすっていたのだけど、その手を止めた。




まだ2,3口しか食べていないのに、お腹がいっぱいになってしまった。




結局、ラーメンを食べるのは諦めて真面目に調べ事を進めることにした。




それからしばらく経ち、夕方、炭治郎が帰ってきた。




竈｢ただいまー。


お、いい匂い｣




『ごめん！旅行先調べてたら時間があっという間で、今日はカレーだけどいい？』




竈｢Aの作るものならなんだって構わないよ。


カレーだって、立派な料理だ。


いつも作ってくれてありがとう｣




そう言って頭を撫でられ、あぁ、これが結婚生活なのか、と今更実感した。




2人で夕食を食べ、片付けてテレビを見ていたら…




『うっ…！』



猛烈な吐き気と共にトイレに駆け込んだ。




炭治郎が心配して何か声をかけてくれるけど全然聞こえないほど吐き気が強すぎた。




結局、食べたカレーは全部戻してしまった。

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