長男を嫉妬させたい【続編】【竈門炭治郎】【現パロ】

37.時の流れは早い ページ37

先輩たちが卒業していって時が流れるのが早く感じた。




ありがたい事に、私は音楽活動が突然流れに乗り、次々と仕事が舞い込むように。





炭治郎はというと、就活も順調だったようで既に俳優としての仕事が波にのっていた。




そして迎えた21歳の誕生日。





今日は炭治郎と2人でおうちデートだ。




どこかへ行きたい気持ちもあったけど、炭治郎がどうしても家で過ごしたいと言うのでそうなった。





一緒にゲームをして、ご飯を作って、テレビを見て、お風呂に入って。





そんな何気ない一日を送っていると





竈｢なんだか、新婚みたいだな｣





なんてことを言うから恥ずかしくって顔を隠そうとすると





竈｢ダメだ。


その可愛い顔、もっと見せて｣





両手を捕まれ無理やり顔を見られてしまう。





頬をするりと撫で





竈｢可愛い｣





あまりにも自然に言う。





『炭治郎…。好き、大好きだよ。


…あのね、抱いてほし…っ、んぅっ』





自分の欲を吐くように炭治郎に縋り付くと





竈｢抱かせてほしい。




たまらなく、Aが欲しいんだ｣





甘くて甘くて、砂糖のように甘い夜が始まった。

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