長男を振り向かせたい【竈門炭治郎】【現パロ】

６．首から上は女の子 ページ6

体育館へ移動すると、そこではバスケ部と竈門先輩が所属しているサークルが活動していた。




そして私は目を疑った。




？｢まだまだだな｣

？｢ひぃぃいいいい！！もう勘弁してくださいよぉぉおおおお！｣




黒髪の男の人と、金髪の男の人が模擬刀で戦ってるんだけど…




『す、凄い…！』




まるで本当の戦いのような動きをしている。




特に黒髪の男の人は動きの一つ一つに無駄がなく、技がとても綺麗だった。




金髪の人も逃げてばかりだけど、身のこなしが軽やかで攻撃を全てかわしている。




竈｢どう？これが俺たちの活動…ってAちゃん？｣




私は2人の攻防に目を奪われ、一瞬竈門先輩の言葉が聞こなかった。




『えっ、あ、はい！えっと、私も剣道をやっていたんで分かるんですけど、動きに無駄が無くて綺麗で凄いです…！』




凄すぎて語彙力がどこかにいってしまったけど、今はそんなことどうでもよかった。




竈｢気に入ってくれた？｣




『はい！』




？｢ん？誰だそいつ！紋次郎の知り合いか？｣




竈｢俺は炭治郎だ、伊之助。この子は1年のAちゃん。今日は見学に来てくれたんだ｣




竈門先輩に伊之助、と呼ばれた男の人…男？どう見ても首から上女の子なんだけど。え、錯覚？




嘴｢あ？なんだコイツ失礼な事考えてるだろ。それに、弱そうだ！！まぁこの嘴平伊之助様の子分にしてやって鍛えてやってもいいぜ！！｣




竈｢こら伊之助！Aちゃんごめんな！｣




『いっいえ、大丈夫です。このサークル、女の人はいないんですか？』




竈｢いるぞ！3年生に1人と、俺と同級生の2年生に1人だ！｣




いるんだ。よかった！







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過去編が長引いてすみません！もう少しお付き合い下さい！

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