長男を振り向かせたい【竈門炭治郎】【現パロ】

１７．忘年会 ページ17

結局あの後、道も暗いし寒いからと先輩に家まで送ってもらった。




なんか、炭治郎さんって、名前で呼ぶの恥ずかしくて先輩って誤魔化しちゃう。




シャワーを浴び、湯船に浸かってからそんなことを考えていた。




すると、脱衣場からスマホの着信音が鳴っていることに気づく。




1度湯船から出てスマホを取りに行き、画面を見ると




【汚い高音先輩(我妻先輩)】




と、ディスプレイに表示されていた。




そう言えば、この設定のままだった。




まぁいいかと思い、スマホを手に取りもう一度湯船に浸かってから電話に出た。だって寒いもん。これ耐水性だから大丈夫((




『はい』




我｢あっ、もしもしAちゃん？今ちょっといい？｣




『大丈夫ですよ〜』




我｢明日の活動の後なんだけど、忘年会しようと思っててさ！今日休みだったから、電話で言おうと思って！｣




忘年会…。もうそんな時期か。




もう12月の半ば。大学自体ももう少しで冬休みに入る頃だった。




『分かりました。明日はバイト休みなんで、サークルにも顔だします』




我｢助かるよぉ〜！Aちゃんいないと男共の士気が下がって下がってやってらんないよ！｣




それは知らないよ…。




まぁでも、久しぶりのサークル活動だから楽しみ。




我｢ところでAちゃん、なんか声が反響してるんだけど、もしかして、お風呂、とか？｣




『あ、はい、そうですけどそれが何か…』




我｢ええええぇぇぇぇ！？じゃ、じゃあ今、俺と裸で会話してるってこと！！？？いいいぃぃぃぃやぁぁああああ！！！興奮す…｣




そのまま電話をブチッと切ってやった。

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