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大翔「おれあいつの浮気しっててさ、
知ってるのに止めらんなくて、
なんならバレて別れれば良いとまで思った」
「ん」
大翔「Aが気づいて別れるまではすぐで
自分の思った通りになったはずなのに
やつれていくAをみてほんと後悔した」
「ん」
大翔「高地に出会ってあいつ確実に変わったから
笑顔になったし、外出るようになったし
俺にはできなかったからやっぱお前は特別だよ」
「酔ってんな〜」
大翔「任せたからな！Aのこと」
「お前に任せられてもね〜」
ベロンベロンに酔っ払った大翔を
タクシーに放り投げて帰らせた。
Aの好きな人で無かったとしても
Aのどこか特別な人になれていたのなら
それはそれでよかったのかもしれない。
Aがいつか元カレのところに戻ってしまうのか
それとも別な男を選ぶのか。
その時はどうか俺であってほしい。
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作者名：唯音
| 作成日時：2023年3月28日 16時
