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〜宏太side〜
シェフが作ったイタリアンコースの夕食を食べ終え
自室に戻る。
ベッドの端に座り、スマホの画面を開く。
宏「…なんだ？」
画面には
"光"という文字がズラリ。
光が何回も電話してきていた。
光が電話してくるなんて…何かあったのか。
そう思い、かけ直す。
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…
ｶﾞﾁｬ
宏「お、ひかr光『薮っ！！』どうした？」
光『薮！さっき、伊野尾家の使用人から連絡がきて…』
宏「…使用人から？」
光『慧が…慧が、家出したって…』
慧が家出？
家出……
宏「…はぁ…！？家出…！！？」
光『いち早く連れ戻すように、伊野尾財閥全体で動いてるらしい。
俺たちにも協力してほしい…って』
協力って…
そりゃあ、慧の事ならなんでも協力するけど…
光『…学校に行く時も、帰る時も、
いつも以上に周りの確認をお願いします…って言われた』
宏「…わかった。ありがとな、電話」
光『ん。慧、無事だと良いね…』
宏「だな…」
変な奴に
攫われたりしてないと良いけど…。
慧の事が心配で
一睡も出来そうにない。
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伊野尾 稀徠 - 面白かったです。。更新頑張ってください (2018年5月20日 12時) (
レス) id: 14c2650ddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：める | 作成日時：2018年5月13日 23時
