h i k a r i 【ymin♀】 (ページ5)

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～涼介side～

慧「＿＿＿ということなの…」

…なるほど。

涼「ありがとう、話してくれて」

慧「ううん。私の方こそ、聞いてくれてありがとう。
その…本当に、迷惑じゃない…？」

不安げに

俺の顔色を伺う伊野尾さん。

涼「ふ…うん、大丈夫。
むしろ…住んでほしい、かな…」

慧「え？」

涼「…ねぇ、これから一緒に住むんだし…
伊野尾さんじゃ堅苦しいから…慧って、呼んでも良い？」

慧「うん！全然…」

涼「じゃあ慧も、俺の事
山田くんじゃなくて、涼介って、呼んでね」

慧「ぇ…わかった。涼介くん」

ﾄﾞｷ…

名前を呼ばれただけなのに

ドキッとした。

慧「涼介くん…？」

涼「…ごめん、ぼーっとしてた…
あ…慧、家賃とかの心配はしないでね。
俺、払うから」

慧「えっ！？そんな…」

涼「1人増えただけだし。笑
それに俺、そこまで貧乏じゃないから」

自分で言うのもあれだけどな。

それに…お嬢様な慧に堂々と言える事でもない。

慧「…困ったことがあったら言ってね。
私、お財布だけは今ポケットに…あ…」

涼「…置いてきちゃった？」

俺がそう聞くと

慧は少し俯いた。

涼「ふふ、大丈夫。また取りに戻ったら良いよ…ってダメか」

お嬢様も…お金持ちも

大変だな…。

慧「ごめんなさい…」

涼「謝んないでよ慧。
慧は悪くないんだから」

悪いのは…

悪いのは

慧をここまで追い詰めた…伊野尾財閥の人たちだ。

慧は運悪くその家に生まれた

ただの…健気な女の子だ。

※(ごめんなさい。
下書きも何もせず思いつくままに書いてるので、文がぐちゃぐちゃです…(TT))