幼少時代 第七話 中原幹部 ページ9
中也「お、やっと来たか」
「……中原幹部」
首領の部屋から出て、すぐに部屋に戻った。
…筈だった。
部屋には幹部の中原中也幹部がいて、きっと私のソファであるであろう所に座っていた。
(……部屋を間違えたかな)
そっと静かに部屋の外に出てドアを見てみても、これは確実に私の部屋のドアだ。
(???)
私の部屋だというのは分かった。
けれど、、、けれど、、
何故、中原幹部が?
中也「おい、手前何してんだ?」
「…いえ、入る部屋を間違えたかと思いまして」
中也「はァ?何言ってんだよ。ここ手前の部屋だろ。」
「ええ、そのようです。」
此方がは?ですよ。
何故、ポートマフィアの幹部のお兄ちゃんの相棒の中原中也幹部がいるんですか!?
というか。あの……鍵は?
中也「待ってたぜ。手前首領の部屋にいたらしいじゃねぇか。何か言われたのか?」
私が脳をハテナでいっぱいにしているとも知らず、中原幹部は足音を鳴らしながら近づいてくる。
「いえ、あの、特には。」
中也「ヘェ、何かあると思ったが、まあねぇならいいか。」
「あの、中原幹部は、何をしに?」
まさか、それだけを聞きに来たわけじゃないですよね?
ね、ないですよね?
中也「今の事聞きにと手前の顔見に。」
「えぇぇ」
中也「っーのは冗談で。」
「紛らわしいです!」
もう、何なんですか。中原幹部は。
中也「A、手前に一つ聞きてぇことがあってな。」
「聞きたいことですか?」
なんだろ。
いつの間にか中原幹部は私のすぐ近くまで来ていて、あまり変わらない身長差のお陰で中原幹部の顔が良く見える。
故に、怒りと心配の色の瞳が見えたのか分かった。
「中原幹部」
「その傷、なんだ。」
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水無月(プロフ) - 白雪さん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - レイさん» わっ!ありがとうございます……!めちゃくちゃ嬉しい! (2019年7月6日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
白雪 - すごく面白いです!更新待ってます! (2019年7月5日 21時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 続きが凄く気になります!体調に気をつけて、作者さんのペースで更新頑張ってください! (2019年7月5日 7時) (レス) id: ff621c54c8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - "(ノ*>∀<)ノありがとうごさまいます!すっごく嬉しいです!続き待っててくださーい! (2019年6月27日 18時) (レス) id: 451a5f317f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 | 作成日時:2019年5月31日 21時