One Way Love (ページ27)

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臣side ページ27

隆二の家に着いてみんなに
根掘り葉掘り聞かれて、、、

最後にはみんな言うことは一緒で、、、

『で、聖奈ちゃんは臣のことまだ好きなの？』

って誰よりも隆二が聞いて来て、、、

「、、、それが、、、」

『、、、どんまい、、、次だな』

「まだ何も言ってねーじゃん！」

『いやいや臣の顔みてたら分かるよー
振られたんだろ！強がんなよ！』

俺の気持ちが隆二には分かるのか

「違うよ！まだ答え聞いてないの！！」

『みんな今日はお開きでーす！』

くったくのない笑顔の隆二がムカついた

━ピロン━

「聖奈だよー！LINE登録してね！
広臣まだ帰らない？寂しいよ、、
大好きな広臣に早く会いたい」

『はいはい、臣ちゃんLINE見せて』

視線を下げると直人さんが手を出していた

「これは見せれません」

『ちょっと待って大好きな広臣に会いたいだってー
良かったっすね！臣さん』

真後ろのソファーの上に立ってるがんちゃんが言う

「勝手にみんなよ！お前はいっつもベスポジにいるな」

『見えちゃったから仕方ないっすよ』

みんながふざけ出して

「とりあえず、帰ります」

『んじゃ俺らも帰るか！まったく人騒がせな野郎だぜ』

直人さんが呆れていた

隆二が誰よりも先に来てくれて

臣頑張れよ！二度と離さないようになって

肩を叩かれた

ずっしり重く痛かった

聖奈今から帰るから