愛 の う ず 5

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隆二side


早めに仕事が終わり
ジュエリーショップに向かった
何故か隣には臣がいる
気になる携帯
どうしてもAが1人なのが心配でGPSを
付けた携帯を渡した、、、こんな事したら
嫌われるの分かってるのに
大人しく家にいるみたいだな



『隆二なに真剣な顔して携帯見てんの？』


「いや、別に」


『まさか隆二がAとの赤ちゃんが出来てる
なんて！
こっちからしたらがんちゃんと
言い意味分かんねー女だよな！
がんちゃんも悪いけどさ』


「運命の人に出会ったから俺は決めただけ」


『隆二さゴム付けてなかったのかよ
無責任な男だな！』


「え？ゴム付けてたよ！当たり前じゃん」


『付けてたのに妊娠するか普通(笑)』


「俺も不思議だったんだけどよーく見たら
穴が開いてた」


『げ！まじで？A計画犯じゃねーか』


「違うしあれ買ったの自体かなり古いから」


『じゃあ、、家に来てた女が穴開けてたのか？』


「、、、多分な」


『まじ！ちょ、こえーよその女！もしかしたら
その女と出来てたかもしれねーの？』


「それはない！その人とはしてないから！
なんかその子寝たふりしてたら
あっちこっち部屋の中探っててさ
すげー嫌なやつだったよ！
だからすぐ帰ってもらった」


『何としてでも隆二の子欲しかったのか
そいつ！怖すぎんだろ！俺も気をつけよ』


「んで、なんで臣も一緒に来てんの？」


『いや、別に下見』


「俺集中したいから話しかけて来ないでね」


『結婚指輪？』


「婚約指輪かな！結婚指輪は一緒に選びたいし」


一つの指輪に決めた
Aの細い指に似合いそうな
シンプルなダイヤが付いた指輪

いつ渡そうか、、今日は出かけるからダメだし
レストラン予約しなきゃなでもシンプルに
部屋でプロポーズするのも良いな



『隆二何ニヤニヤしてんの？キモい』


「俺ニヤニヤしてた？ごめん」


そのあと臣がダラダラ文句言ってたけど
聞いてなかった


携帯を見る

あ？勝手にどっか行ってるし
あれだけ1人で出かけるなって言ったのに


『ん？GPS？まさか！！お前、
監視してんの？怖い、怖すぎるから！！！』


「いやいや、浮気の心配じゃなくてさ
1人だと危ないじゃん！！どこで何してるか
分からないし」


『隆二ってそんな事するやつじゃなかったのに
おかしくなってる完全に
束縛と言うか監視してるし』



店員さんに支払いを済ませ
商品を受け取った

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