愛 の う ず 5

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起きると隆二くんは
居なかった

寝坊しちゃった、、、

新しい携帯は充電器が
刺さってて
充電完了してた
LINE見ると
ゆっくりしててねって
優しい言葉が

優しいなぁ寝坊して
起きれなかったのに




夕方になっても連絡はなくて
１人で行く事にした


雑貨屋とか自分が
行きたいとこに寄り道
信号待ちに携帯を見ると
マナーモードになってて
隆二くんから沢山の電話が、、、
慌ててかけ直す

「隆二くん？」


『コラーっ！今雑貨の辺に居ただろ！
１人で出歩くなって言ったじゃん！』


なんで分かるの？怖い、、


「どこから見てるの？」



『もう！俺の言う事聞けないの？』


「いつ帰ってくるか分からないから」


『１人じゃ危ないでしょ？』


「大丈夫だよ！」


『もう！！』


電話は切れてしまった


前から隆二くんがサングラスして
歩いてきた



『もう心配したんだから』

人混みの中で抱きしめられる


「隆二くんごめん、、」

当たり前に握られる手


思わず離してしまう


『どうしたの？』


「だって誰かに見られてるよ」


『それがなに？手出して
もう人目なんか気にしないで行こ』


その手をぎゅっと握りしめた

用事とご飯を済ませた

人気のない公園近くのベンチに座った


ニヤニヤしてる

「何ニヤニヤしてるの、、、？」


『ん？なんか幸せだなーって』


「、、、私も、、、」


『、、A幸せ？』


「はい、幸せです」


『幸せ、、、こっち向いて』



「ん？」



チュッ



「恥ずかしいよ、、」


『まだまだもっと、、、』


「だめ、、」


そのあと
ぎゅっと抱きしめられた


『愛してる』


優しく頭を撫でてくれた


「私も」


『可愛いな本当に』


「隆二くんの方が可愛いよ、、
あのさ、なんで私の居場所分かったの？」



『秘密！！でも心配だから１人で
ウロウロすんなよ』



「なんで秘密なのー？」



『嫌われたら嫌だから』



「嫌わないよ」



『内緒ー！！！目瞑って』


「何？」

目を開けると
私の前に座ってる


『Aこれから先色々あると思うけど
ずっとずっとずっと死ぬまで俺の傍に
いて下さい！俺はずっとずっとずっと
死ぬまでAを大事にします！
俺と結婚して下さい』


「、、、はい！こちらこそ
こんな私ですけどよろしくお願いします」

シンプルなダイヤの指輪が薬指に
光った

『こんな場所でごめん、早く伝えたくて』

「ありがとう」


ずっとずっとこの幸せが
続きますように

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