愛 の う ず ２

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仕事………





やりたいこと



何もないんだ………


今さら前の仕事


戻るわけにもいかないし


家も安い家じゃなきゃ………




『何見てるの？』



「なんでも無いです………」




『良いから見せろよ
仕事と家探し？
こんなのいらないじゃん
この本捨てるから！！』



「なんで？」




『Aは俺の傍に
いればいんだよ？
どこにも行くなよ！』



「もう無理です………」


財布と携帯だけ持って
家を出た





行く場所もなくて





佑樹に会いたくて



あの場所に行った………




佑樹もういいよね？


私が生きてるだけで
苦しむ人がいるんだよ………
生きてる
意味ないよ………



もうすぐそっちに行くから









『A何してるの！危ないだろ！！！』



佑樹………？




『A止めろよ』




私の体を引き止めたのは
今市さんだった………





『Aどこにいたんだよ………
ずっとずっと会いたかった………』





「今市さん……なんで…」




『Aと会えなくなって
毎日時間がある時来てたんだ
ここならいつか会えると思って
こんな時間に危ないよ………』



「私もう無理です生きてても
誰か苦しめるだけです………」




『なんでそんな事言うの？
この前佑樹君の為にも
自分を大事にするって
約束したじゃん！！』



「私なんかいない方がいいんです」

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