紫の事件簿 1 ページ1
いつもの日常――――。
朝は弟たちのコントをみて、淳太を天の岩戸に送り込んで、
神ちゃんに帰りに買い物がないか聞いて、会社に向かう。
こんな当たり前の日々がずっとずっと続くと思ってたんや――――――――――。
「ほな、行ってくるわ」
俺はいつものように会社に向かった。
満員電車に揺られ、なんとなく入った会社に通う。
大学まで進んでも卒業するころになってもやりたいことの見つからなかった俺は、
なんとなく決まった不動産会社で働くことになった。
他の兄弟のようにやりたいことがあるでもなく、
淳太のように在宅でお金を稼ぐ才能もなく、
ただ普通に過ごしていた俺は普通に会社員としていることに、
時々嫌気がさしつつもやめる勇気もなく、ただ平凡に毎日を過ごしていた。
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yueageha110(プロフ) - かおりさん» 読んで頂き有難うございます。コメントも嬉しいです。 ゆっくりとですがまた更新致しますので、今後ともごひいきに★ (2019年6月5日 22時) (レス) id: 821e6db464 (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - 突然コメント失礼します。淳太くんが愛されまくってて、1作目から一気読みしました。めちゃくちゃ面白かったです!次回作も楽しみにしています♪ (2019年6月4日 23時) (レス) id: 1b7517f71e (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード設定の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月25日 23時) (レス) id: 754d6c739e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬夜 | 作成日時:2019年5月25日 22時