【転スラ】スライムの兄とその義妹

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しーんとした状態で、不安になりながらも頭を上げると
みんなポカーンとしていた。

「え、えーっと・・・・」
「失礼しました。リムル様の妹様が人間だとは思わず・・・。」
てっきり魔人か何かかと・・・・。とリグルドさんが謝ってくれた。
というか、魔人なんて種族もいるんだ。
「と言う訳だ。なるべく守るようにしてくれ。」
リムル兄の言葉にみんなは了承の返事をしてくれた。
その後、リムル兄がリグルドさんをゴブリンロードに任命し、
村を治めるように頼んだ。
もともとここはゴブリン達の村だったし、それが良いんだと思う。
「(丸投げ。とも言うかもだけど・・・)」


その後、建て直した家を見て悩む兄。
リムル兄も私も建築指導の技術なんてない。
「こうなると技術者の繋がりが欲しいな・・・」
「そうだね・・・」
その言葉にリグルドさんが何度か取引をした人達を思い出した。
器用な人達で、ドワーフ族というらしい。
「ドワーフ族？」
「ドワーフっていうと、あれか？鍛冶の達人とかいうイメージの・・・」
「御存知でしたか。さすがリムル様。」
「「(ゲームや映画のイメージのままだ。)」」


ドワーフの王国にはリムル兄が直接交渉に向かう事になった。
「と言う訳で、留守は任せたぞ。リグルド、ツムギ。」
「お気をつけて。」
「いってらっしゃい。リムル兄。」
リムル兄とリグルさん達を見送る。
無事に帰ってきてくれるといいなぁ〜。

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