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その日の夜。
『リムル兄、来たよ!』
「みんな!手はず通りにいくんだぞ!」
開けた道をまっすぐに向かってくる牙狼族。
リムル兄の姿に油断したのか、そのまま突っ込んでくる。
でも、柵の前に張った【鋼糸】に足止めをされ、
そこにゴブリン達からの矢が飛んでいく。
これで柵にはなかなかたどり着けない。
仮にたどり着いたとしても、柵に頭を入れた状態ならゴブリンでも勝てる。
「(よい…しょっ!)」
ゴブリン達より手加減になってしまうけど、鼻の頭を叩く。
確か犬には効くんだよね。これ。
そんな事をしていると、しびれを切らしたのか1匹の牙狼が突入してきた。
隻眼で少しだけ周りの牙狼より大きい。
あれがボスなのかな?
リムル兄に飛びかかろうとした瞬間、【粘糸】で動きを止められ
【水刃】によって首が刎ねられた。
「お前らのボスは死んだ!選ぶがいい!服従か死か!」
え?何その悪役みたいな選択肢。
逃げるの選択は?
動こうとしない彼らに後押しとして
倒したボスを【捕食】し、【擬態】した。
「(二回りぐらい大きい・・・)」
「我に従えぬと言うならば、この場より立ち去る事を許そう!さぁ行けっ!!」
結果:逃げるどころか服従された。
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yuё(プロフ) - 葉月さん» ありがとうございます!更新低迷中で申し訳ございません。。気長にお待ちいただけると幸いです…。。 (2022年9月23日 12時) (レス) id: 0f4a3b97dd (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - すごくおもしろかったです、続きがきになります!応援してます頑張ってください (2022年9月23日 0時) (レス) @page45 id: 27cac0c726 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuё | 作成日時:2019年3月9日 19時