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「A」
名前を呼ぶと
ゆっくり俺の方に手を差し伸べて
涙を浮かべて
「臣」
そういって。
それからずっと泣き続けるAの
背中をAが泣き疲れて眠るまで
ずっとさすってた
.
いまいち状況が把握できてない俺に
Aのおばさんが
俺の知らないAのことを
教えてくれた
「Aね、
母親も父親も幼い頃いなくなって
ずっと1人だったの
だけど絶対幸せになるからって
あの子なりに頑張って
たとえ夜の仕事だとしても
精一杯やってきたのよ
妊娠して大喜びして
子供が産まれてくることも
結婚することも本当に楽しみにしてたのに…
.
言おうかどうか迷ったんだけど
Aがこうなって
感情を無くしてたのに
涙を見せたのはあなたの前だけだから
話すわね。」
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ゆー(プロフ) - Koiruneiroさん» コメントありがとうございます。なかなか更新できてなくてゴメンなさい…試行錯誤しながらですが、これからも楽しんでもらえるよう頑張りますので、この先もよろしくお願いします。 (2018年10月6日 20時) (
レス) id: 8ff84d8994 (このIDを非表示/違反報告)
Koiruneiro(プロフ) - 更新ありがとうございます(｡-人-｡)ずっと読ませて頂いてるんですが、とても面白くてキュンキュンしております。どんな風になっていくのか楽しみです☆ (2018年10月6日 19時) (レス) id: c51d9e3401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2018年7月30日 16時
