【轟焦凍】結婚したいけどエンデヴァーさんが認めてくれません (ページ5)

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私達の愛はどのくらいページ5

いつの間にか私は寝ていたようだ。焦凍の腕を枕にして。.......痺れてないだろうか。

「お、起きたか。」

「うん。それでどうしよっか」

「クソ親父さえいなければ.......」

ゴゴゴゴゴ.......と効果音が付きそうなくらい闇か怒りかわからないようなオーラを出している。
.......怖い怖い。

すると突然焦凍は思いついた、と呟き、私に言った。

「俺の事、好きか？」

「何をいまさら。好きに決まってるって」

真剣な表情で私をしっかりと見つめ、今更すぎることを問う焦凍。

やめてくれ。

未だに慣れてないそのイケメンフェイスで見つめないでくれ。クラっときそうだ。

「俺の事、大好きか？」

「もちろん」

彼は少し間を開けて言った。

「俺の事、.......愛してるか？」

「うん。当たり前ですが」

私がそういうと焦凍はパァっと顔を輝かせた。
かわいい。もう君は成人しているはずなのにかわいい。.......イケメンにはかなわない。

「俺はAに愛されて幸せ者だな.......！」

「.......なんかいいこと思いついたんじゃなかったの？」

「お、そうだったな。ちなみに俺もAのこと愛してるぞ。」

すると焦凍は私の肩を掴みながら思いついた“いいこと”の説明を始めた。

「クソ親父に俺達の愛を証明してやればいいんだ」

最後に愛は勝つって言うもんね。うん。つまり焦凍が言いたいのは、私達の愛を証明すれば、エンデヴァーも結婚を許してくれるだろう、と。

ただ、ひとつ疑問がある。

「でもどうやって証明するの」

「......悪ぃ、考えてなかった」

.......重要なところ、考えてなかったんだね。

果たして私達は結婚出来るのだろうか。

こんなペースで大丈夫か？

.......私は心配である...