29:不安 ページ29
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A「…………ふっふっふっ笑 楽しいねベク！笑 ヒックッ」
BK「………はぁ、絶対こうなると思った汗」
誰もいない公園、隠れ家のようになっている遊具の中で楽しむ2人
買ったお酒を1本あけただけで出来上がってしまったAにベクは呆れるしかなかった
bk「Aこれでもうおしまいにしなね？汗」
飲みかけの缶をAから取りあげ、ベクは残りをグビッと口をつける
初めてきた公園なのにすごく懐かしい気分にさせられる
そういえばこの公園………
コテン、
そう考えた時Aが寄りかかってきてあったかくなる左側
A「へへ…なんかこの公園っていっつも行ってた公園に似てるよね〜笑 覚えてる？」
酔っ払いながらも同じことに気づいたAにベクは驚かされた
少し潤んだ瞳でまっすぐと見上げてきたAに胸がぎゅっとなる
その目をずっと見ていられなくてベクは咄嗟にそらした
BK「うん、覚えてるよ」
忘れるはずがない
BK「小学校の卒業式の帰りにAに告白した場所…あん時実はすげぇ緊張したんだよね笑」
恥ずかしそうにクスッと笑った横顔につられてAも笑う
A「うん笑 あの時の手汗ヤバかったもんねw卒業式終わったらいきなり手引っ張って走り出して何事かと思ったからね！」
BK「や、だってあん時………」
言おうか言わまいかんーっと考えるベクの顔をAが覗き込む
BK「イ・ヨンジュンって覚えてる？サッカーうまくてめっちゃモテてたイケメン。」
A「んー………ぜっっんぜん覚えてない！！」
全然ピンときていないA顔を見てベクはガクーッとうなだれてしまう
BK「まじかよ!! 俺の苦労!! 泣 えとね、そのイ・ヨンジュンってやつが卒業式終わったら盛大にAに告白するって言いふらしてて…焦った俺は式終わってそっこーA連れてこうと必死だったの汗」
A「なにそれ〜笑」
BK「笑うなよ！あん時の俺はAが他のやつと付き合ったらどうしよって不安でしかたなかったの！」
そう言ってコツンとAの頭を小突いた時に気づいてしまった
不安なのはあの時だけじゃない
今もAが誰かのものになってしまうのが不安でたまらないことに
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GLORIA(プロフ) - 早く続きが読みたいですっ！！！！ (2022年7月6日 4時) (
レス) id: 92d983f9a9 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ベッキョンズルイな、仕方ないか…ぎょんちゃんは、少し心開き始めた！時間がかかるけど、ヒロインちゃんも、ぎょんちゃんに惹かれる＾＾ (2022年3月4日 9時) (レス) @page34 id: ad9fb4057b (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - 更新ありがとうございます😭通知見た瞬間嬉しくて即読ませてもらいました！！！また更新待ってます🙇♀️🙇♀️ (2022年2月7日 16時) (レス) @page34 id: b78089cf13 (このIDを非表示/違反報告)
ねこたん(プロフ) - 続き待ってます✨応援してます💪 (2022年1月13日 21時) (レス) @page31 id: d1f46be94a (このIDを非表示/違反報告)
沙奈(プロフ) - いっきみしてしまいました！更新楽しみに待ってます！！！ (2021年10月17日 23時) (レス) @page31 id: b78089cf13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぼん
| 作成日時：2017年3月19日 15時
