ヒョン達を撒こう キボム1 ページ9
「…なんで俺まで起こされるの?」
Aが一人で出かけるとかで昨日からヒョン達はソワソワしていた。俺はなぜ叩き起こされたんだろう…。
「お前は可愛い妹が心配じゃないのか!?」
いやいやカンインヒョン。質問の答えになってないよ。
「ただ買い物に行くだけだろ?何を心配するんだよ」
「キボマー(T_T)いつからそんな冷めた子になった!?兄さん悲しいぞ!」
「悪い男が付きまとうかもしれないだろ!あんなに可愛いんだぞ!」
トゥギヒョンもヒョクチェヒョンも過保護すぎだろ。。俺は家で寝ていたいのに…
そんな話し合いをしてると部屋からAが出てきた。大きいリュックをしょっている。
「…じゃあ行きますね。みなさん休みをエンジョイしてください♪」
Aは作り笑いをしてさっさと出て行った。
「よし!全員じゃ目立つからメンバー選出するぞ!動ける奴だけな!」
ヒチョルヒョンが楽しそうに言う。
「僕は家にいるよ^^イェソンと一緒にリョウギの看病する」
「ハンギョンは優しいな!!じゃあ家にいてよし!!次!!」
「僕は彼女とデートだから…///」
「なんかムカつくけどシンドンもよし!!次!!」
「僕は家でゲームしてます。外は疲れるんで。」
…おいおいキュヒョン!そんな理由あり!?
「じゃあ俺も家で寝てたい。」
「キュヒョンはよし!!キボムはダメだ!!シウォンはなんで来ない!?全員集合って行ったよな!?」
えーーーー!!!なんで俺はダメなのさ!!!
キュヒョンは俺を嘲笑って部屋に戻りやがったし。
「シウォンはせっかくの休みだから教会に行くって。」
「ならしょうがないな!じゃあ行くぞ!!」
俺に拒否権はないらしい。…こうして長い一日が始まった。
早速バスで撒かれたので事務所で待伏せる。ウネカップルはレッスン室前、カントゥクは地下駐車場、ヒミンは更衣室。
俺はヒョン達のパシリでコンビニに来た。だるい…帰って寝たい…
その時、コンビニの前を早歩きで横切る女がいた。顔は見えなかったけどAだって確信があった。
その女は駅に向かい、切符を買うのに苦戦しているみたいだ。…俺を苦しめた罰だな。
「…どこまで行くの?助けてあげようか?」
Aは満面の笑みで振り向いたが俺だと気づいた瞬間顔を歪めた。
俺はその時、女の格好をしてるAをちゃんと見たけどビックリした。だってすげー可愛いんだ。
ドキドキしたのもつかの間、Aは心底嫌そうな顔で俺に話し掛けてきた。
「…キボムオッパ。。なんでここに?」
「パーボ!お前の考える事なんてお見通しなんだよ」
コンビニからつけてきたなんて言えなくて格好つけてしまった。
44人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SuperJunior」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虎子(プロフ) - 待ってました(>∀<)!!ヒニムのふんわりとした笑い、目に浮かびます〜 至近距離でのウネ観賞・・最高です!! (2010年10月31日 2時) (携帯から) (レス) id: 73f50c3d42 (このIDを非表示/違反報告)
yuco(プロフ) - MINMINさん>ずっとコメント放置でスミマセン!!!!!!(>_<)どうお詫びしていいやら… (2010年10月30日 23時) (携帯から) (レス) id: 053b911e00 (このIDを非表示/違反報告)
MINMIN - 今回も、sidestoryすんごく面白いです!!キボムはこういう経緯で追っ掛けっこに駆り出されたんですね!?レラ様の、独断と愛とに満ちた仕切りが素敵♪焦ったり不貞腐れたりしてるキボムに萌えマシタ^^。 (2010年8月6日 0時) (携帯から) (レス) id: b5090dbdaa (このIDを非表示/違反報告)
MINMIN - こんにちはー。ついさっき、本編一気読みしたので、その舞台裏が覗けて楽しかったです(*^^*)yucoさんのお話読んでて、今まで注目してなかったメンバーが気になり始めました。ありがとうございます☆ (2010年7月27日 17時) (携帯から) (レス) id: b5090dbdaa (このIDを非表示/違反報告)
yuco - yunaさん>こっちにもコメント頂けるなんて…嬉しいです(T_T)しかもカンインにときめいてもらえたなんて嬉しすぎます!!ギュ様は何話かにわけて書くつもりです^^でも…もうちょい後になりそうです。リョウクとドンヘどっちか今悩んでるので。。でも絶対書きますから^^ (2010年7月26日 20時) (携帯から) (レス) id: 053b911e00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yuco