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10【you】 ページ10

『りょーたくーん。』



涼「.....」



『...爆睡じゃん。』




すっかりお酒も進み


キリがいい所で洗い物をしてて


リビング戻ってきたらこのザマ。


GENEの王子はソファでお眠りになってました。




『ボーカルが風邪引いたらどーすんの...』




寝室から毛布を持って来て


そっと涼太の身体にかけた。


本当憎いくらい綺麗な顔して寝てやがる。


双子なのになんで似なかったの。


こんなことを思いながら涼太の寝顔を眺めていると




((〜〜〜♪))



『わぁ!!!』




突然テーブルの上に置いてあった


涼太の携帯から着信音が鳴り出して


ビックリして思わず叫んでしまった。


それでも王子は起きません。


見るつもりはなかったものの


画面が上を向いていたから


涼太の携帯の画面が見えてしまった。




『...白濱さんじゃん。』




画面には“亜嵐くん”と名前が。




『涼太!白濱さんから電話!!』



涼「ん.........」




王子はやはり起きません。


仕事のことかもしれないし


涼太に心の中で謝りながら


勝手ながら電話に出ることにした。




『もしもし?』



亜「え!!Aちゃん?!?!」



『...よく分かりましたね(笑)』




電話出て第一声でバレた(笑)




亜「今涼太と一緒いるの!?」



『はい。涼太とご飯食べてたんですけど


酔いが回って寝ちゃって...』



亜「そっか(笑)じゃあ仕方ないな。


明日の入りの時間変わったから


Aちゃん伝えといてくれる?」



『はい!大丈夫ですよ。』




白濱さんから明日の時間変更の伝言を聞き


自分の携帯にメモした。




『了解です。お伝えしておきますね。』



亜「あ!ちょっと待って!!」




用件を聞き終えたところで


通話を終えようとすると


白濱さんから待ったがかかった。




亜「今からいう番号もいい?」



『?はい!』




白濱さんから誰かの電話番号を聞き


それをまた自分の携帯に入力した。




亜「それ、俺の番号!」



『...へ?』



亜『それはAちゃんの携帯に


登録しといてよ!』



『...ありがとうございます?』




なぜ教えたかよく分からないが


とりあえずお礼を言っておいた。




亜「じゃあまたね!」




何故か白濱さんの連絡先を


聞くことになってしまった。




涼「..........」




...王子は起きません。


このまま帰れるわけもなく


今夜は泊まることにした。


玲於くんと登坂さんには明日連絡しよう。

11→←9【ryota】



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設定タグ:GENERATIONS , 片寄涼太 , 佐野玲於   
作品ジャンル:タレント
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作者名:wakana☆ | 作成日時:2016年12月7日 12時

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