Ryota's twin sister ☆ 2 (ページ17)

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今日の英会話のレッスンを終え

今日の仕上げに身体をいじめようとジムに向かっていたところ

Aちゃんからメッセージが入ってることに気付いた。

AAです。いつかお時間ありますか?話したいことがあります。

...多分、今日の俺の告白のことだろうな(笑)

俺のこと男としてしっかり意識してほしくて

さっきは咄嗟にあんな漫画みたいなクサイことしたけど

Aちゃん、ちょっとはドキドキしてくれた？

この後、急ぎの用事も入っていないし

そのままAちゃんに電話をかけた。

『...もしもし』

亜｢Aちゃん？今ちょうど時間空いたから

電話しちゃった。話せる？｣

『大丈夫です、天井見てるだけなんで。』

亜｢...天井？｣

『ぼーっとしてました。寝転がってるだけです。』

あぁ、天井見てるってそういうことか(笑)

独特の返しに思わず笑ってしまった。

『あの、今日白濱さんが私に言ったことなんですけど』

亜｢...ちょっと待って、亜嵐でいいから。

白濱さんって、なんか他人行儀だし慣れない(笑)｣

玲於に負けてるみたいで嫌っていうのは

恥ずかしいから言わないけどね(笑)

『...では、亜嵐くん。

さっきの好きは

どういった意味の好き、なのでしょうか。』

Aちゃん、早速核心をついてきた。

はっきり聞くあたり、しっかりしてるなと思う。

Aちゃんのそういう真っ直ぐなところが

俺は好きだったりする。

亜｢好きな友達にいちいちあんな言い方するの

めっちゃチャラくない？｣

『...亜嵐くん、チャラいんですか？』

亜｢チャラくないから！(笑)｣

Aちゃんがはっきり聞いてくれたんだから

俺もしっかり答えないといけない。

まっすぐ俺の気持ちを伝えよう。

亜｢Aちゃんが好きです。

俺と付き合って下さい。｣

『...亜嵐くん...』

これで少しは俺のこと意識してくれるよね？

俺だって好きになったからには

Aちゃんは誰にも取られたくない。

この気持ち

玲於には負けないから。