71話だよ！ ページ34
掃｢えぇ、ご覧なさい。扉が一から七まであるでしょう？1つ数が増える度に重さが倍になるんですよ｣
レ｢倍!?｣
掃｢力を入れればその力に応じて大きい扉が開く仕組みなんです。ちなみにキルア坊ちゃんがこないだ戻ってきたときには三の扉まで開きましたよ｣
ゴ｢3!?ってことは12トン！｣
ク｢16トンだ、ゴン｣
あ｢何それ、可愛いっ！！｣
あたしはえへへへっと笑うゴンに抱き付く
ほんと、ゴンって和むよね！
掃｢お分かりかね？敷地内に入るだけでこの調子なんだ。住む世界が違うんです｣
ゴ｢んー、気に入らないなぁ。おじさん、鍵貸して？友達に会いに来ただけなのに試されるなんて真っ平だからオレは侵入者でいいよ。だから、鍵貸して？オレは侵入者用の扉から入る｣
ク｢ゴン！｣
レ｢お前｣
ゴ｢貸してくれなくても同じだよ。塀をよじ登ってでも中に入るから｣
レ｢無茶を言うな、ゴン！さっきの化け物見ただろう！片腕だけでお前の数倍大きかったんだぞ！｣
ゴ｢だって、納得いかないよ！友達を試すなんて変だよ！絶対そんな扉からは入らない！｣
レ「おい、A、お前も何とか言ってくれ」
あ｢うぅん…あたしはゴンの言うことも一理あると思うんだけどねぇ｣
そうあたしが呟くとゴンは瞳をキラキラさせてこちらを見てきた、うん、可愛いっ！
掃｢確かに私も君たちの言う通りだと思いますよ。しかしねぇ、強行突破は無理ですよぉ。絶対ミケに殺される｣
ク｢私も同感だ。時間はある。一の扉から入ることにしよう｣
と、クラピカが提案するもゴンは黙ってしまう
レ｢ダメだ、こうなっちまったら聞かねぇからな｣ｺｿｯ
ク｢確かに…｣ｺｿｯ
あ｢…だね！｣ｺｿｯ
掃「はぁ、残念ですが鍵は渡せませんよ。むざむざ坊ちゃんの友達をミケの餌食にするわけにはいきませんからねぇ。じゃぁ、ちょっと待っててくださいね」
＊
ぷーっぷーっ、と音を立ててるのは守衛室にある黒電話
どこかに電話してくれてるみたい
あたしたちは扉に寄りかかって話を聞いてる
掃｢あぁ、もしもしゼブロです。実はですね、今ここに、キルア坊ちゃんのお友達という方が3名とガールフレンドの方が見えてるんですが…はい、はい、すみません、はいはい…えぇ、えぇ、わかります、はい、すみません、失礼します｣
掃除婦さん…うんん、ゼブロさんは電話越しの見えない相手に何度も何度もペコペコし、話が終わると受話器を置いた
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美由紀(プロフ) - すごい面白くて一気読みしちゃいました！ (2016年8月1日 21時) (
レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - ヒカルさん» ありがとうございます！最高なんて恐縮です！！更新頑張ります！毎日来てくださるなんて…！毎日更新しなくてわ！笑 (2015年3月14日 16時) (レス) id: d9d511595b (このIDを非表示/違反報告)
ヒカル - 最高でした(T ^ T)更新頑張ってください( ^ω^ )毎日見にきます(￣^￣)ゞ (2015年3月11日 23時) (レス) id: 22bf1bf284 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - ありがとうございます！応援に応えられるように頑張りますね^^私なんかで良ければ、ぜひ！ (2015年2月17日 17時) (レス) id: d9d511595b (このIDを非表示/違反報告)
ライラン - 入試お疲れ様です！！すっごく面白かったです！！これからも応援しています！！更新頑張ってください！！よければお友達に…！！ (2015年2月11日 13時) (レス) id: c2f2af25dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏奈 | 作成日時：2014年10月20日 22時
