取り残される不安 ページ43
用意を手伝うドンヘは辛そうな顔でAを見る。
そんなドンヘを見ていたウニョク。
やっぱり…
先に進めないんだね…
Aの想いの方が大きくて…
Aの悲しみが大きくて…
ドンヘが戸惑ってる…
思い出せない自分を責めて…
どうしてあげればいいか悩んでる…
ウニョクはAの隣りに座る。
EH「誕生日なんだから、泣かないの。」
そう言ってAを優しく抱きしめるとAは
家の中が静かで…
ひとりになってしまったようで…
サランも…
お腹の子もいるのに…
とても寂しくて…
どうしていいか分からなくて…
とても辛かったから…
みんなが来てくれて…
笑ってくれる事が…
嬉しかった
みんなAの言葉の意味がよく理解出来て目を潤ませる。
ヒチョルは椅子に座って足を組む。
HC「だから言ったろ…宿舎に住めって…。」
ドンヘを待たせてた分
自分も待とうなんて…
意地張るからだろうが…
泣いてるくらいなら…
俺の傍にいろよ…
バカ…
意地悪な言葉を投げるヒチョル。
それに怒る弟たち。
ドンヘはウニョクに涙を拭いてもらうAを見ていた。
自分だけ置いて行かれているような気がして仕方なかった。
誕生日は賑やかしく繰り広げられる。
みんなで見に行った赤ちゃんの洋服を貰う。
女の子でも男の子でも着られるように、可愛い黄色の洋服。
靴下や帽子やおもちゃも。
こんなに、と驚くくらいたくさん貰った。
A「ありがとう。買わなくて済んだわ。」
Aはそう言って笑った。
久しぶりに笑って、久しぶりにはしゃいで、時間はアッと言う間に過ぎて行った。
たくさん笑った。
リョウクの美味しいご馳走を食べた。
大きなケーキを丸ごとつついた。
サランは相変わらずヒチョルの膝の上に座って
ｻﾗﾝ「ヒチョル。今年はサランに何くれるの？」
と嬉しそうな笑顔で聞く。
ヒチョルはニヤッと笑って
HC「ミニスカートなんてどうだ？」
と言った。
Aは困った顔で
A「パパが怒るからダメだわ。」
と言うと、それを聞いていたドンヘは少し驚いた顔を見せる。
苦笑いを軽く浮かべた。
欠けている時間を…
早く…取り戻さないと…
置いて行かれてしまう…
ラッキーアイテム
革ベルト
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Aya(プロフ) - 今度はドンヘに災難が・・・ あんなに大切にしていた『私』を忘れるなんてTT 泣いてしまいました。 神様は本当に意地悪ですね;;; (2011年9月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
わた - キャー...悲しすぎるよ…ドンへ 早く目を覚まして！ (2011年9月6日 16時) (レス) id: c2013ad825 (このIDを非表示/違反報告)
パニ - サランの女の子ブリにドンヘがどんどん過保護になってくれると嬉しいなっ(^o^)／本当にドンヘが旦那さんだったらまたそれも幸せ〜ね笑(≧∇≦) (2011年9月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 7cc3be5451 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - たくさんの更新ありがとうございます!! 元カノ出現でまた波乱でもおきるかと思いましたが起きず安心しましたｗ 何があっても二人で乗り越えることができるって素敵です^^ (2011年9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年9月5日 13時
