生きている喜び ページ33
A「あら、オッパ。」
Aはヒチョルを笑顔で迎える。
HC「腹の子の具合どうだ？」
A「うん…ちょっと良くなくて…今安静命令中なの。」
Aは不安そうな顔で苦笑いする。
HC「そうか…サランは。」
A「お友達の所へ遊びに行ってるわ。」
HC「なんだ…いねぇのか…。」
少し寂しそうな顔でぼやくヒチョルに笑う。
Aはそんなヒチョルを見て笑った。
HC「ほら！早く来いよ！」
ヒチョルが声をかける先を玄関から覗く。
そこには、どんな顔をすればいいか分からないという複雑そうな顔で
立っているドンヘがいた。
A「…ドンヘ…。」
DH「こんにちわ…。」
相変わらずかけられる言葉が他人行儀で、悲しくなってしまうA
。
HC「じゃ、そういう事だから。」
ヒチョルはドンヘの荷物を玄関に置くとAの頭をポンポンを軽く
叩く。
一人車に乗り込むヒチョル。
DH「ちょっ…ヒョン！」
ヒチョルは困っているドンヘに窓を開けて言う。
HC「お前のうちはここだ。覚えておけ。」
お前には…
まだやる事がある…
Aを守る事も…
サランを抱きしめてやる事も…
腹の子を…
育てる事も…
だから…
早く思い出せ…
早く…思い出してやれ…
お前が…この世でもっとも愛していると…
俺達に紹介した女の事を…
走り去っていく車を見てため息をつくドンヘ。
Aは玄関を目いっぱい開けて手でおさえる。
ドンヘは小さく頭を下げる。
A「…ドンヘ…おかえり。」
Aはそう言って微笑んだ。
それでも…
ドンヘは生きている…
私の事を知らなくても…
生きているから…
私は…またあなたを愛せる…
例え…
あなたが一生私を思い出さなくても…
私は…あなたを愛していられるから…
いつか…
また…
あの言葉が聞ける日が来る事を
心から願って…
あなたを愛し続けるから…
“A…愛してるよ…”
ドンヘは優しく笑うAの顔を見つめていた。
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Aya(プロフ) - 今度はドンヘに災難が・・・ あんなに大切にしていた『私』を忘れるなんてTT 泣いてしまいました。 神様は本当に意地悪ですね;;; (2011年9月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
わた - キャー...悲しすぎるよ…ドンへ 早く目を覚まして！ (2011年9月6日 16時) (レス) id: c2013ad825 (このIDを非表示/違反報告)
パニ - サランの女の子ブリにドンヘがどんどん過保護になってくれると嬉しいなっ(^o^)／本当にドンヘが旦那さんだったらまたそれも幸せ〜ね笑(≧∇≦) (2011年9月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 7cc3be5451 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - たくさんの更新ありがとうございます!! 元カノ出現でまた波乱でもおきるかと思いましたが起きず安心しましたｗ 何があっても二人で乗り越えることができるって素敵です^^ (2011年9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年9月5日 13時
