頭痛 ページ31
ドンヘは驚いて会議室の扉を見る。
もし…母体を救える可能性が少ない場合は…
処置していただかなくて結構です…
どうか…
お腹の中の子を…
無事に…
主人の元へ…
DH「…主人って…俺の…事か…？」
ヒョクが言ってた…
“Aは…ドンヘが…この世で一番愛している…自慢の奥さん”
って事は…
お腹の子は…俺の子…？
彼女は…自分の命を削って…
出産を…？
どうして…
どうしてそこまでして…
リスクのある事を…？
考えれば考える程頭痛がして、ドンヘは足早にその場を立ち去った。
産婦人科で、妊婦健診を受けたAはそのままドンヘの病室へ向かう。
開けるのを躊躇ってしまって、扉に手をかけたり離したりを繰り返した。
EH「A？」
そんな事をしていると、ウニョクに声をかけられる。
A「…あ…ヒョク…。」
Aは慌てて掴みかけていた手を離す。
EH「どうしたの？入らないの？」
A「え…ああ…うん…入り…ずらくて。」
EH「気にする事ないよ。Aは、ドンヘの奥さんなんだから。堂々と入ればいいんだって。」
ウニョクは明るく笑って言うと勢いよく部屋の扉をあけた。
中ではベッドの上で頭が痛そうにしていたドンヘ。
ウニョクに隠れるように入ってくるAを見て、また頭痛を覚える。
EH「ドンヘ、具合どう？」
DH「ああ…ちょっと…頭が痛くてさ。」
そう言って苦笑いする。
EH「大丈夫？先生呼ぶ？」
A「私…呼んでくるわ…。」
Aはそう小さな声で言って病室を出る。
ドンヘはウニョクの腕を掴む。
EH「な…何？」
DH「ヒョク…教えろ…。彼女はなんで…自分の命を犠牲にして子供を産もうとしてる？」
ドンヘからAの事を知りたがって驚くウニョク。
EH「なんで、そんな事…急に…。」
DH「教えろよ…。彼女に何がある？」
どんどんひどくなる頭痛に顔を歪める。
ドンヘ…
思い出そうとしてるの…？
Aを…
ウニョクはドンヘに付き合ってからドンヘが記憶をなくすまでの事を、簡単に話して聞かせる。
ドンヘは言葉が見つからない程、驚いた顔をしていた。
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Aya(プロフ) - 今度はドンヘに災難が・・・ あんなに大切にしていた『私』を忘れるなんてTT 泣いてしまいました。 神様は本当に意地悪ですね;;; (2011年9月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
わた - キャー...悲しすぎるよ…ドンへ 早く目を覚まして！ (2011年9月6日 16時) (レス) id: c2013ad825 (このIDを非表示/違反報告)
パニ - サランの女の子ブリにドンヘがどんどん過保護になってくれると嬉しいなっ(^o^)／本当にドンヘが旦那さんだったらまたそれも幸せ〜ね笑(≧∇≦) (2011年9月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 7cc3be5451 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - たくさんの更新ありがとうございます!! 元カノ出現でまた波乱でもおきるかと思いましたが起きず安心しましたｗ 何があっても二人で乗り越えることができるって素敵です^^ (2011年9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年9月5日 13時
