笑えない冗談 ページ26
誰かが欠けると…
完成されないパズルのピースのように…
誰かが倒れると
連鎖するドミノのように…
誰かが泣きだすと
一緒に泣いてしまう…
心がつながっている分…
その悲しみや苦しみを一緒に背負ってしまう
俺達とAとドンヘは…
そういう関係…
だから…笑顔でなくちゃいけない…
俺達を繋ぐ…
全ての人が…
笑顔でいられるようにしなくちゃならない…
イトゥクはそれを痛感して涙を拭う。
LT「さ、会っておいで。しっかり話してるし、しっかり笑ってる。」
涙でぬれている頬を拭ってイトゥクは背中を押す。
ICUの自動ドアが開く音がして、みんながAとサランの姿に気づくと自然をドンヘの前が開ける。
やっぱりこぼしてしまう涙に、仕方ないなという顔で近付くヒチョル。
HC「このバカにいっぱい説教しといてやったからな。」
そう言って肩を抱く。
Aは小さく頷いて泣き顔のまま微笑んだ。
ドンヘはAをじっと見つめる。
ただじっと。
その横にちょこんと立っているAにそっくりなサランを見て軽く首をかしげる。
ドンヘはウニョクの服を引っ張った。
EH「なに？ドンヘ。どうしたの？」
軽く顔を近づけて声をかけるウニョク。
DH「…ヒョク…。彼女は…誰…？」
小さな声で言うドンヘの言葉に、みんな一瞬で顔色を変えた。
不自然な長い沈黙。
EH「ドンヘ…？何言ってるの…。」
ドンヘはウニョクの顔を見上げる。
やけに鼓動が早く感じた。
EH「笑えない…冗談だよ…。」
ドンヘの表情が変わらなくて、少しずつ現実味を増していく。
EH「嘘だろ…？ドンヘ…。」
ドンヘはみんなの反応が理解出来なくて、視線の合い続けてるAをまっすぐ見つめて言葉をかける。
DH「…君は…誰…？」
ウニョクはドンヘの肩を思い切り掴む。
EH「ドンヘ！いい加減にしてよ！Aが分からないの！？」
看護師が慌てて顔を出す程大きな声を張り上げた。
DH「A…？」
EH「そうだよ！」
ドンヘは顔を顔を逸らして考える顔をする。
DH「ごめん…分からないや…。」
そこに居た誰もが何も言葉に出来ずにいた。
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Aya(プロフ) - 今度はドンヘに災難が・・・ あんなに大切にしていた『私』を忘れるなんてTT 泣いてしまいました。 神様は本当に意地悪ですね;;; (2011年9月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
わた - キャー...悲しすぎるよ…ドンへ 早く目を覚まして！ (2011年9月6日 16時) (レス) id: c2013ad825 (このIDを非表示/違反報告)
パニ - サランの女の子ブリにドンヘがどんどん過保護になってくれると嬉しいなっ(^o^)／本当にドンヘが旦那さんだったらまたそれも幸せ〜ね笑(≧∇≦) (2011年9月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 7cc3be5451 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - たくさんの更新ありがとうございます!! 元カノ出現でまた波乱でもおきるかと思いましたが起きず安心しましたｗ 何があっても二人で乗り越えることができるって素敵です^^ (2011年9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年9月5日 13時
