悪い知らせ ページ16
表示は
“Eunhyuk”
A「もしもし？ヒョク？」
ウニョクは大きな声で受話器越しにまくしたてる。
Aの手から携帯が滑り落ちた。
EH「A！？A！！聞いてる！？」
一気に鼓動が早くなるA。
次の瞬間。
A「サラン！！」
二階のサランの部屋の扉を大きな音を立てて開ける。
A「サラン！起きて！サラン！！」
何度も揺すってサランを起こす。
サランは眠たそうな顔で目をこする。
ｻﾗﾝ「なぁに…ママ…。」
Aは説明するより先にサランを抱きかかえて、鞄を下げる。
サランと鞄を車に押し込んで家を飛び出した。
A…
ドンヘが…
帰る途中…事故に…
Aは心臓が痛むのも忘れて呼吸を早くする。
体中が震えて、運転するのがやっとだった。
Aは救急の目の前に車を止める。
後部座席では眠ってるサラン。
ロビーには見慣れたスーツ姿のSuperJunior。
EH「A！」
A「…ヒョク…なんなの…何が…」
震える声でウニョクにかけよって声をかける。
みんなはAと目を合わせられなくて俯いていた。
ヒチョルはロビーを出て、Aの乗って来た車の後部座席を覗く。
可愛い顔で寝息を立てるサラン。
傍に寄りそうように座って、髪を撫でた。
頬をこぼれる涙が溢れて、サランの頬にたくさん落ちた。
ロビーでは、中の慌ただしい声だけが聞こえてくる。
EH「Aの電話を貰って、ドンヘ先に一人で帰ったんだ…。」
その途中に…
タクシーで…
事故に…
俺達も…来たばかりで…
よく分からなくて…
誰も何も言ってはくれなかった。
ただ、Aになんて声をかければいいのか…
誰にも分からなかった。
みんなと視線が合わない事に不安を覚えて、Aは処置室の中に飛び込む。
EH「あっ！A！！」
中を隠すように覆われていたカーテンを思い切り開ける。
NF「ダメです！出て行って下さい！！」
大きな声を出す看護師。
Aは両手を口に当てる。
体中が一気に震えて、そこから動けなくなった。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Aya(プロフ) - 今度はドンヘに災難が・・・ あんなに大切にしていた『私』を忘れるなんてTT 泣いてしまいました。 神様は本当に意地悪ですね;;; (2011年9月6日 17時) (携帯から) (
レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
わた - キャー...悲しすぎるよ…ドンへ 早く目を覚まして！ (2011年9月6日 16時) (レス) id: c2013ad825 (このIDを非表示/違反報告)
パニ - サランの女の子ブリにドンヘがどんどん過保護になってくれると嬉しいなっ(^o^)／本当にドンヘが旦那さんだったらまたそれも幸せ〜ね笑(≧∇≦) (2011年9月5日 16時) (携帯から) (レス) id: 7cc3be5451 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - たくさんの更新ありがとうございます!! 元カノ出現でまた波乱でもおきるかと思いましたが起きず安心しましたｗ 何があっても二人で乗り越えることができるって素敵です^^ (2011年9月5日 15時) (携帯から) (レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年9月5日 13時
