ありったけの愛 ページ21
DH「ここに…来たかった…。まだ3人出来た事がなかったから…。」
Aはドンヘのこういう所はいつになっても胸が熱くなった。
A「綺麗…ホント綺麗…。」
Aはドンヘにそっとくっつくように寄りそって見つめる。
潤むAの瞳がとても綺麗で、ドンヘはAから目を逸らせない。
肩を抱いて頭を合わせる。
もう…何年だろう…
君と一緒にいて…
この心臓の音が聞こえる…？
初めて君とぶつかった時と同じ…
初めて君を抱きしめた時と…
初めて君とキスをして
初めて君をこの腕に抱いた時と同じ…
DH「昔…聞いたろ…。」
愛しているのもっと上は…なんていうのかな…
DH「今も…見つからないんだ…」
A「まだ探してたの…？」
DH「ずっと探してる…見つかったら…真っ先に伝えたいから…。」
そう言われてAはドンヘの頬を温かい手で包む。
ドンヘへの想いが溢れてしまうから…
それを…ひとつでもこぼしてしまわないように…
Aへの想いが毎日膨らんでいくから…
それを少しも逃さないように…
ありったけ口にしていよう…
愛している…
と…。
吐息すら漏らす事がもったいないようなキスを重ねてお互いを抱きしめ合う。
少しでも離す事を嫌がるように、何度も重ね直す。
何年経っても変わらない二人を見守るように、一面に広がるソウルの夜景はいつまでも光り輝いていた。
翌日。
珍しくゆっくりなドンヘ。
Aはサランを送りだしてキッチンを片付ける。
DH「A〜〜〜。」
寝室から微かに聞こえるドンヘの眠たそうな声。
Aは足早に二階に上がって寝室の少しだけ開いた扉を開く。
A「呼んだ？」
ドンヘはかぶっていた布団から手を伸ばす。
DH「こっち来て…。」
Aは小さく笑って伸ばされたドンヘの手を握ってベッドに腰を下ろす。
DH「サランは…？」
A「もうとっくに学校へ行ったわよ？」
DH「そう。じゃあ…。」
ドンヘは布団をめくってAをベッドに引きずり込む。
A「ちょ…。」
ドンヘの匂いがするベッドで見下ろされる。
何も言わずにドンヘのキスがゆっくりおりてきて離して貰えなくなった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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かなりん(プロフ) - 更新ありがとうございます。とても綺麗な文章で、引き込まれますぅ！どうか家族に平和な時間が訪れますように！更新待ってます！ (2011年8月30日 15時) (
レス) id: 4f4f5aea3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - )みなさん！ こんなにたくさんのコメント本当に感動です(泣)続き頑張りますので、是非最後まで読んでやって下さい！みなさんのコメントとても励みにしています！！ (2011年8月30日 14時) (レス) id: 0cebb6428e (このIDを非表示/違反報告)
あきに‐★ - はじめまして!!めっちゃ最高です★更新まってます！ (2011年8月30日 0時) (レス) id: 37574a400d (このIDを非表示/違反報告)
せぶん - はじめまして、この小説最高すぎます。お世辞抜きに天才ですね・・・！ (2011年8月29日 23時) (レス) id: 39548917bc (このIDを非表示/違反報告)
かほ - 初感想を書かせていただきます(^▽^)この小説、最高です！！ｷｭﾝときたりﾄﾞｷﾄﾞｷしたり読んでいて楽しいです。1日に結構更新してますよね、凄いです！無理はしないでくださいね。これからも楽しみにしています(*^^*) (2011年8月29日 23時) (携帯から) (レス) id: 3d8d39a67d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年8月28日 21時
