あの日の夜景 ページ20
SM「いいね…あの二人…。いつまでも幸せそうで…。」
僕も…
ああなりたいといつも願ってる…
自分の愛する人と…
喧嘩したり
苦しんだり
泣いたりしながら
それでも
幸せに向かって手を取って歩いて行ける
そういう夫婦に…なりたい…
EH「そうだな。色々あるみたいだけど。」
あんなにしっかり繋がってるのに…
時々子供みたいな理由で揉める…
そんな二人だから…
いつまでも傍で見守ってやらなきゃならない…
俺は…
そういう役でいるよ
Aの笑顔も
ドンヘの笑顔も
ずっと見ていたから…
HC「サランはいつになったら、俺の嫁に出来るかなぁ…。」
その頃には…
俺はすっかり叔父さん…
いや…おじいいさんかな
ヒチョルは鼻で笑う。
それぞれが色々な想いを抱えながら、楽しい夢を見た。
今日あった出来事さえも、夢だと錯覚しそうな程に。
ドンヘはAの乗って来た車の後部座席にサランを寝かせる。
DH「眠たいか？」
A「ううん。大丈夫よ。」
DH「ちょっと、ドライブでもしようか。」
ドンヘはAから鍵を貰うと運転席に座ってメガネをかける。
Aは大好きな瞬間を見逃さないようにジッと見つめた。
DH「相変わらずだな。」
Aの視線をめいっぱい感じて笑うドンヘ。
SJの曲を流して鼻歌のように口ずさんで車を走らせる。
すっかりすいた道を快適に進む。
随分走って、見慣れない道に入る。
A「…どこ行くの…？」
Aは不安そうな顔でドンヘに尋ねる。
DH「ん？着けば分かるよ。」
そう言ってAに微笑む。
心地よい揺れについうとうとする。
ドンヘの口ずさむ歌が耳に優しく入り込む。
暫くして。
DH「A。」
ドンヘの呼ぶ声の後に降ってくるキス。
助手席を出てAの顔が笑顔に変わる。
どちらからともなく伸ばされる手を、お互いに掴んで車の前で寄りそう。
DH「久しぶりだろ？」
A「…ええ。」
Aは小さく何度も頷く。
俺と…
Aだけの場所…
DH「サランは寝ちゃってるけど。」
二人で後部座席のサランを振り返って笑う。
A「だから…ちっともお酒飲まなかったの…？」
みんなに散々勧められた主役なのに、運転があると断り続けた。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなりん(プロフ) - 更新ありがとうございます。とても綺麗な文章で、引き込まれますぅ！どうか家族に平和な時間が訪れますように！更新待ってます！ (2011年8月30日 15時) (
レス) id: 4f4f5aea3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - )みなさん！ こんなにたくさんのコメント本当に感動です(泣)続き頑張りますので、是非最後まで読んでやって下さい！みなさんのコメントとても励みにしています！！ (2011年8月30日 14時) (レス) id: 0cebb6428e (このIDを非表示/違反報告)
あきに‐★ - はじめまして!!めっちゃ最高です★更新まってます！ (2011年8月30日 0時) (レス) id: 37574a400d (このIDを非表示/違反報告)
せぶん - はじめまして、この小説最高すぎます。お世辞抜きに天才ですね・・・！ (2011年8月29日 23時) (レス) id: 39548917bc (このIDを非表示/違反報告)
かほ - 初感想を書かせていただきます(^▽^)この小説、最高です！！ｷｭﾝときたりﾄﾞｷﾄﾞｷしたり読んでいて楽しいです。1日に結構更新してますよね、凄いです！無理はしないでくださいね。これからも楽しみにしています(*^^*) (2011年8月29日 23時) (携帯から) (レス) id: 3d8d39a67d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年8月28日 21時
