キュヒョンの心配 ページ27
A「そんな事言うと、またあんな運転に乗せるんだからっ！」
そう言ってハンドルを切るA。
狭くて曲がり角の多い日本の道をアグレッシブに運転する。
DH「おい…サラン乗ってるんだぞ…。」
引きつるドンヘとは違って、サランは遊園地みたいと喜んでいた。
自宅からそう遠くない、まだ新しい大型ショッピングモール。
Aの運転にすっかり疲れた顔のドンヘ。
DH「…お前の運転は…ホント勘弁だな…。」
Aは喜んでるサランと青い顔のドンヘを見て笑う。
大きく深呼吸して気を取り直すと、サランを抱っこする。
初めて来る場所に嬉しそうなサランとドンヘ。
帽子もサングラスもなしで姿を見せるドンヘに、モール内は沸きに沸いた。
優しそうな顔で子供を抱いて、とても楽しそうに奥さんと会話をする。
少し離れた場所からそれを眺める、いつの間にか出来あがった女性たちの群れ。
幸せそうな家族
可愛い娘と綺麗な奥さん
普通の人と変わらない笑顔
飾らない日本でのドンヘの姿は携帯を介してアッと言う間にネットに流れた。
その頃。
韓国のテレビ局でレギュラー番組の収録を行っていた、イトゥク、ウニョク、キュヒョン、リョウクの4人。
KH「ねぇ…ちょっとこれ見てよ。」
キュヒョンが少し慌てたような声を出した。
3人はゾロゾロとキュヒョンのパソコンを覗きこむ。
EH「ドンヘ…？」
ウニョクは暗い画像に目をこらす。
LT「一緒に写ってるのAじゃない。」
イトゥクが笑っている女性の姿を指さす。
RW「これ…サランでしょ。」
ドンヘが抱き上げる小さな女の子。
彼らにとってオフや仕事の時の姿がネットに流れる事は珍しい事じゃなかった。
EH「でもまあ…よくある事じゃん。」
KH「俺らは仕方ないとして、Aさんやサランまで顔バッチリじゃん。」
RW「リアルタイム？」
KH「うん…中継動画だからね…。」
やけに浮かない顔のキュヒョン。
EH「そうは言っても、俺の姉貴だって画像出回ってるし…。」
KH「まあ…うちの両親も出てるけどさぁ…。」
RW「神経質になっても仕方ないんじゃない？」
ウニョクはイトゥクの腕を軽く引っ張って
EH「ドンヘに一応知らせたら？」
と小さな声で言うと、イトゥクは携帯を取り出して慣れた手つきでメールを流した。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - けいこさん» 紹介ありがとうございます。泣くって凄い体力いります。こういうお話を書くとき、自分が泣きたいから書くのかもしれません！ (2017年6月6日 21時) (
レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
けいこ - 妹達にも紹介しました。絶対にハマって泣きます。泣く事は、ストレス発散で良い事です。読みながら頭で妄想して頭も活性化します。 (2017年6月6日 20時) (レス) id: 0c96cafb0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - けいこさん» あわわ…エクステ大丈夫ですか…？読んで頂いてありがとうございます！たまに泣くと凄くスッキリしますので、たくさん泣いてください^_^ (2017年6月6日 20時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
けいこ - 初めまして。昨日から一気に読ませて頂きました。泣き過ぎて、分からないぐらいにエクステのまつ毛が抜けたか…（笑）続きを読ませて頂きます。 (2017年6月6日 18時) (レス) id: 0c96cafb0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >MAYOMAMAさん 早く怪我直って欲しいですね…私もドンヘのいないのは悲しいです。今日はヒチョルのコメントもあって更に泣いてしまいました…。 (2011年8月28日 21時) (レス) id: 857683f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年8月24日 0時
