体調不良 ページ19
HC「おいで。サラン。」
ヒチョルはサランの手を掴むと、膝の上に座らせる。
HC「何食べたい？」
ｻﾗﾝ「じゃあ〜卵！」
HC「よし。俺が食わせてやる。」
そう言ってヒチョルは箸で卵焼きを小さく切ってサランの口に入れる。
HC「うまいか？」
ｻﾗﾝ「うん！ママの卵焼き大好き！」
そう言われて微笑むヒチョル。
昨日とは全然違うヒチョルの顔に、メンバーたちは顔を見合わせて首をかしげていた。
Aの匂いがするベッドに潜り込むのが嫌でソファに身を投げてそのまま寝てしまったドンヘ。
体中が痛くて目を覚ます。
DH「…やば…。」
テレフォンラックの引き出しから体温計を出してくわえる。
すぐに鳴る電子音。
39.2
の表示。
自分でも笑ってしまう熱の高さ。
解熱剤でも飲んでおこうと思っても、薬箱をどこにしまってあるのか分からなくて取りあえず仕事へ行く準備だけする。
フラフラする頭。
自由のきかない体。
痛む関節。
ドンヘはため息をつく。
DH「バチがあったかな…。」
そう呟くと、家の玄関の鈴がなる音。
すぐにAの手を引っ張って凄い剣幕で入って来たウニョクの姿。
DH「なんだ…朝から…。」
顔も向けずにソファに深く身を沈めているドンヘ。
ウニョクはイラッとして詰め寄ろうとするのをAが止める。
Aはリビングの本棚の上から少し大き目な木箱を取る。
それをテーブルに置いて水を一杯コップにくむ。
解熱剤を2錠取りだしてドンヘの横に座った。
A「雨にあたって…ちゃんとお風呂入らなかったでしょ…。」
Aは視線を合わせないで苦笑いして薬と水を差し出した。
EH「え…何？」
ウニョクはAの行動の意味がよく分からなかった。
ドンヘはAの行動に驚いていた。
DH「…なんで…。」
Aは目を伏せて
A「そんなことくらい…分かるわ…。」
そう言って立ちあがると、テーブルの上の木箱に薬を戻す。
ウニョクはAに駆け寄る。
EH「ど…どういう事？」
Aは困った顔で笑う。
A「熱があるのよ。多分39度くらい。」
EH「えっ！？そうなの？ドンヘ！？」
ドンヘは軽く鼻で笑う。
DH「体温まで大当たりだよ…。」
とかすれるような声を出した。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - けいこさん» 紹介ありがとうございます。泣くって凄い体力いります。こういうお話を書くとき、自分が泣きたいから書くのかもしれません！ (2017年6月6日 21時) (
レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
けいこ - 妹達にも紹介しました。絶対にハマって泣きます。泣く事は、ストレス発散で良い事です。読みながら頭で妄想して頭も活性化します。 (2017年6月6日 20時) (レス) id: 0c96cafb0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - けいこさん» あわわ…エクステ大丈夫ですか…？読んで頂いてありがとうございます！たまに泣くと凄くスッキリしますので、たくさん泣いてください^_^ (2017年6月6日 20時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
けいこ - 初めまして。昨日から一気に読ませて頂きました。泣き過ぎて、分からないぐらいにエクステのまつ毛が抜けたか…（笑）続きを読ませて頂きます。 (2017年6月6日 18時) (レス) id: 0c96cafb0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >MAYOMAMAさん 早く怪我直って欲しいですね…私もドンヘのいないのは悲しいです。今日はヒチョルのコメントもあって更に泣いてしまいました…。 (2011年8月28日 21時) (レス) id: 857683f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年8月24日 0時
