ヒチョルのキス ページ14
HC「大丈夫だ…俺が…いてやる…。」
ヒチョルはAの体をその腕にしっかり抱きしめて、悲しみを食い尽くすようなキスを落とす。
思わずこわばってしまうAの唇の感触。
HC「力を抜け…何も考えるな…俺に…」
全てを任せればいい…
ヒチョルはそう言って今度はゆっくり顔を近づける。
Aに自分の吐息をしっかり感じさせて、喉を焦がすような熱いキスを重ねた。
体を少しだけびくつかせてAはヒチョルの上着を握り締める。
ヒチョルはそのまま、Aを自分のベッドにそっと押し倒した。
俺が…ドンヘを忘れるほど…
お前を抱いてやるから…
ヒチョルは横たわるAにむさぼりつくようなキスを落とす。
Aは怯えるような顔でヒチョルを見ていた。
真面目な視線が痛くて思わず顔を逸らしてしまう。
ヒチョルは細い指でアゴを引き戻す。
HC「俺を見てろ…。」
その手がAのスカートの中に滑り込みそうになって、玄関の開く音がした。
DH「ただいまー。」
聞こえてくるドンヘの声で我に返るようなA。
ヒチョルは舌打ちをするとAの体を起こして部屋を出る。
同時にAの携帯を握り締めて飛び出してきたウニョク。
ヒチョルはウニョクの持っていた携帯を取り上げると
HC「部屋にいろ…出てくるな…。」
と言って玄関に向かった。
ウニョクはハラハラしながらヒチョルの背中を見ていた。
玄関で靴の紐を緩めていたドンへ。
DH「ヒョン。Aとサランは？」
何も無かったかのような顔で笑って上がりこもうとするドンヘ。
ヒチョルは通路をふさぐように立つと、きつい口調で言葉を投げる。
HC「お前。どこ行ってた。」
DH「どこって…スタッフたちに食事に誘われて。」
HC「何で電話が繋がらねー？」
DH「地下の店に居たんだよ。」
ヒチョルの物言いに怪訝な顔をするドンヘ。
Aの携帯をいじって、ドンヘに突き出した。
HC「これはなんだ。」
携帯の画像を見て、ひどく動揺した顔を見せるドンヘ。
DH「…なんで…そんな写真…」
ドンヘの慌てた顔を見て鼻で笑うヒチョル。
HC「心当たりありって感じだな？」
突き刺さるような視線がとても痛かった。
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ゆちょみん(プロフ) - けいこさん» 紹介ありがとうございます。泣くって凄い体力いります。こういうお話を書くとき、自分が泣きたいから書くのかもしれません！ (2017年6月6日 21時) (
レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
けいこ - 妹達にも紹介しました。絶対にハマって泣きます。泣く事は、ストレス発散で良い事です。読みながら頭で妄想して頭も活性化します。 (2017年6月6日 20時) (レス) id: 0c96cafb0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - けいこさん» あわわ…エクステ大丈夫ですか…？読んで頂いてありがとうございます！たまに泣くと凄くスッキリしますので、たくさん泣いてください^_^ (2017年6月6日 20時) (レス) id: 93d184a48a (このIDを非表示/違反報告)
けいこ - 初めまして。昨日から一気に読ませて頂きました。泣き過ぎて、分からないぐらいにエクステのまつ毛が抜けたか…（笑）続きを読ませて頂きます。 (2017年6月6日 18時) (レス) id: 0c96cafb0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆちょみん(プロフ) - >MAYOMAMAさん 早く怪我直って欲しいですね…私もドンヘのいないのは悲しいです。今日はヒチョルのコメントもあって更に泣いてしまいました…。 (2011年8月28日 21時) (レス) id: 857683f272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年8月24日 0時
