エンディング Part1-1 ページ6
3年後…。
DH「サラン！走ったら危ないよ！」
ドンヘは1週間のオフを日本で過ごしていた。
ｻﾗﾝ「パパ〜〜〜〜〜！」
子供の名前は
“サラン”
日本語で
“愛”
という意味。
月並みかもしれないけど、
俺がキミを愛した証。
サランはつたない足取りでドンヘに駆け寄って転ぶ。
泣きそうな顔をグッと我慢する。
DH「お？強いな？偉いぞ。」
ドンヘは駆け寄ってサランを起こすと膝の汚れを払って頭を撫でた。
ｻﾗﾝ「サラン泣かないよ！泣くとママが悲しむから！」
サランの口癖だった。
泣くと…ママが悲しむ
ドンヘが教えた。
DH「そうだよ。ママが悲しむ事は…しないんだよな？」
ｻﾗﾝ「うん！」
大きく頷いてまた走り回る。
DH「サラン、そろそろ行こうか！」
走って戻ってくるサランを軽々と抱っこして、車の助手席に乗せる。
ｻﾗﾝ「ママのところに行くの？」
DH「そうだよ。」
ｻﾗﾝ「ママとお話出来る？」
DH「…出来るよ…。」
困った顔で笑っては俯くドンヘ。
Aの実家から車で一時間。
途中で花を買う。
サランはその花を大事そうに抱える。
海の見える場所にAは居た。
ドンヘはサランを抱っこしてゆっくり歩く。
日本の海は綺麗だ…
毎日、こんな海を見て…羨ましいよ…
長い階段を登って行く。
登りきって少し息があがる自分の運動不足を感じて苦笑いする。
階段を上りきった所でサランを下ろすと、Aの場所へいちもくさんに走って行く。
DH「転ぶなよ〜。」
後ろからゆっくり付いて行くドンヘ。
サランが立っている場所で足を止める。
ｻﾗﾝ「ママ〜来たよ！」
ドンヘはサランの頭を撫でる。
ｻﾗﾝ「今日もママお返事がないよ？」
ドンヘは微笑んで、
DH「耳をじっと澄ませば聞こえてくるよ。」
素直に言われた通り耳を傾けて静かにしゃがむサラン。
ｻﾗﾝ「…聞こえないよ…？」
その素直さに思わず笑ってしまうドンヘ。
DH「A…。久しぶりでごめんな…。」
サランはドンヘの傍を走り回っている。
DH「サラン、大きくなっただろ？結構生意気なんだぞ？」
ｻﾗﾝ「パパは…ママとお話出来るの？」
ドンヘの顔を覗きこんで不思議そうな顔をするサランだった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - >皆様 瞳の中の君。後悔してから随分経ちますが、こんなにもコメントを頂いて本当に嬉しいです。ありがとうございます。お返事はしておりませんでしたが、1つ1つ拝見しています^^ 愛して頂いていると時間して感無量です。時々思い出して読み返して頂けたら幸いです。 (2013年4月18日 8時) (
レス) id: dc9a7e9a2f (このIDを非表示/違反報告)
カンナ(プロフ) - 物語が切なくて切なくて…。最後は号泣｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡素敵なお話しをありがとうございました (2013年3月28日 9時) (レス) id: ea57b957fa (このIDを非表示/違反報告)
NoZoMiN(プロフ) - 感動てなき過ぎて顔面崩壊しました。・゜・(ノД`)・゜・。FROM Uは、悲しい終わり方だったので、ハッピーに終わって、良かったです!!! (2013年3月22日 0時) (レス) id: d471faafb3 (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 感動しました！ついつい家事を忘れ、寝るのを忘れ、食べることを忘れて、夢中に読んでました！すごく良かったです！これからもがんばってください！！ (2012年8月23日 2時) (レス) id: fc9d42ec23 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 昨日読みおわりました！！！もう涙がとまりません(>_<)一番好きな作品です★★ (2012年3月7日 0時) (携帯から) (レス) id: 61dfa53516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年6月27日 0時
