明るいおめでとう ページ41
Aは教室の自分のデスクのパソコンで、色々調べてみた。
ドンヘに何も言わずに…
堕ろせば…
そんな事ばかり考えてしまう。
その日の帰宅途中。
とても久しぶりにミンヒから電話がかかってきた。
ﾐﾝﾋ「おーっす！久しぶり！元気にしてた？」
ちっとも変わらない明るい声。
A「うん。ミンヒは相変わらず元気そうね。」
そう言って受話器越しに笑う。
ﾐﾝﾋ「キュヒョンから聞いたんだけど、ドンヘくんと結婚するんでしょ！？」
A「え…ああ…うん…。」
結婚するというからもっと幸せそうかと思ったのに、やけにおちた声を出す。
ﾐﾝﾋ「何…どうしたの…？」
Aは随分ためらったが、一人で抱えきれなくてミンヒに話した。
ﾐﾝﾋ「おめでと！ダブルおめでたじゃない！」
ミンヒはあっけらかんと答える。
A「おめでとって…。」
あまりにも深く考えてない声で拍子抜けしたA。
ﾐﾝﾋ「だって、結婚するんでしょ？ちょっと順序が違ったって問題ないわよ。」
A「でも…。」
ﾐﾝﾋ「どっちかっていうと、Aがどうしたいのかの方が大事なんじゃない？」
A「どうしたいって言われたら…そんなの決まってるけど…。」
ﾐﾝﾋ「なら、素直にそう話したら？」
ミンヒっていつも細かい事悩まないって感じ。
それが逆にこんな性格の私を後押ししてくれる。
A「そうは言っても、結婚だけでもドンヘにとってはマイナスなんだよ？なのに…。」
ﾐﾝﾋ「そんな事言ったら、何も出来ないわ。」
分かってはいても…一人で受け止めるには少し重い。
ﾐﾝﾋ「とにかく、ドンヘくんにちゃんと話して。ね？」
A「…うん…。」
ミンヒの言う通り…
何も悩む事なんかないのかもしれない…
ドンヘ…なんていうかな…。
私が怖いのは…ドンヘの反応なのかもしれない…。
Aは携帯を取り出して大きく息を吐くとドンヘをコールする。
仕事だろうか…
繋がらない電話。
ドンヘはその頃、スタジオでレコーディングの真っ最中だった。
Aは出ない電話に少しホッとして、メールに一言
赤ちゃん…出来たみたい…
と送った。
それを送るのがAの精いっぱいだった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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ゆちょみん(プロフ) - >みんさん、まとめてのお返事お許しください。いつもご愛読頂き感謝です。もうすぐ終わります。泣かないでください〜。書いてる本人も泣いてますがｗｗｗ (2011年6月26日 20時) (
レス) id: 0a236b0646 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - ゆちょみんさんの作品は、毎回涙なしには読めないです(T_T) ドンヘと私、どうなるんでしょうか....。 (2011年6月26日 16時) (携帯から) (レス) id: 21ddfc49d1 (このIDを非表示/違反報告)
かなりん(プロフ) - えっ、幸せから又波乱の展開がぁ・・・早くドンヘの胸に飛び込みたいよぉ・・・ (2011年6月26日 11時) (レス) id: dfa8b3f127 (このIDを非表示/違反報告)
Aya(プロフ) - 本当にこの二人はくっついたり離れたりでハラハラです;;;せっかく手術は成功したけど心配かけてしまった親を捨てて簡単に一緒になることは難しいですよね・・・ (2011年6月25日 1時) (携帯から) (レス) id: 6f0c163436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちょみん
| 作成日時：2011年6月25日 2時
