とある休日-番外編N2 ページ45
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「今日は疲れたので、お弁当です。」
「はい。」
2人で寄ったスーパーでお弁当を買い
「それ、おいしい?」
「あぁ、うまい」
「一口…」
「ん、」
「うん!おいしい」
せまいコタツで食べた。
そのあとはコタツに隣り合わせに座ったまま
話し合ってた。
Aが言うには
もう少し構うこと、口にして伝えること、
とか、確かに今の2人には足りないことで
考えながら話を聞いてた、
これからは連絡を多めにしようとか、
ゲームするときは教えておこうとか
不安にさせないように工夫しようとか
たくさん話し合った。
1番足りないことだったのかもしれない。
触れ合ってお互いの顔を見て話し合ったのは
出逢って初めてかもしれない
一番大事なことを蔑ろにしてた。
隣で話す彼女の頭を撫でると
「…もうっ」
と、怒られた
苦笑いで返すと
膨れっ面で返された。
少しすると膨れっ面の彼女が
俺の手を握って
「…でもね、」
「うん?」
「喧嘩をしたくないわけじゃないの、
大事なことだと思うの」
男の俺としては
泣かしたくはないし、言い合いは避けたいのだが
「なんで?」
「喧嘩してるときはお互いに遠慮なしに
なんでも言えるでしょう?」
「まぁ、確かに」
「だから、年齢とかそういうの気にせず
思ったことは我慢せず言って欲しいの
きっと、泣いて迷惑かける時もあると思うし、」
「…うん」
「わがまま言う時もあると思う、
けど、…悠一さんが言いたい事何も言わず、
何も聞けず、離れて行っちゃう方が、」
「怖いから」
俺の手を握って、今にも
泣き出しそうな顔をしてる彼女を抱きしめた。
想ってくれてありがとう
両想いだと、通じ合うまで
たくさんの遠まわりをした
やっと、手に入れた小さな手を
離すわけにはいかないから。
「約束する…」
「うん、約束ね」
「ちゃんと、…仲直りしろよ?」
「それは、わかんない」
「おい…」
大好きだ、と胸が鳴るのは
きっと、この先彼女だけだと
心の音が訴えるから、
彼女には絶対言わないけど
こんなに好きになったのは貴女だけ
大事にしすぎて誤解させるくらい
本当に俺には貴女だけだから
「これからも、よろしくな」
「はい…」
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【リクみなみさん終了】
みなみさん、本当に遅くなりました。
これでよろしいでしょうか?
また、よろしくお願いいたします。
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Hanna(プロフ) - みなみさん-喜んでいただいてよかったです!またリクおまちしております^_^ (2017年7月12日 7時) (レス) id: e4994c0f89 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 読みました。想像していたより面白かったです。まさか押し倒しちゃうなんて(笑) (2017年1月24日 0時) (レス) id: 7ff7f1f77d (このIDを非表示/違反報告)
Hanna(プロフ) - え だ ま め 。さん» えだまめさん:西日本ですからねぇ、似てるとは思います笑笑 (2017年1月19日 21時) (レス) id: e4994c0f89 (このIDを非表示/違反報告)
え だ ま め 。(プロフ) - あれは、博多弁なのか…!? 大阪弁にも見えましたが…。 (2017年1月19日 21時) (レス) id: ff9f4492e5 (このIDを非表示/違反報告)
Hanna(プロフ) - 月乃雫さん…悶え死ぬ!?ありがとうございます!頑張ります!^_^ (2016年12月11日 7時) (レス) id: e4994c0f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Hanna | 作成日時:2016年11月8日 22時