検索窓
今日:35 hit、昨日:4 hit、合計:92,053 hit

「ふーん」 ページ27

.


一通りゲームで遊んで部屋(現場)を出た
夕方から違うスタジオである
アニメの収録に向かうためだ
『次、仕事あんだろ』て…
仕事はあるのは嬉しいけど、名残惜しい。

でも、楽しかったなぁ
本当に。
念願の『東京エンカウント』楽しくないわけないけど

ハンガーにかけてたロングカーディガンを羽織り
化粧直しをするために鏡を広げた。

「悠一さんからもらった鏡ちゃーん」

にやけた顔を写し、想いふけっていると
「コンコン」とノックが聞こえた。


「はーーーい」

「おう、準備できたか」

扉の隙間からコッソリ顔を出すのは
愛しい悠一さん
口には絶対出さないけど2年経っても変わらない。

「んー、あと化粧直しだけーです」

「直さなくてよくないですか?」

「なんでですか?」

そう言いながら悠一さんは私の横に立ち
髪を弄ぶ…

「次…収録だけだろ?」

「んー、身だしなみだよ」

「ふーん」

「ん?」


ん?…これはまさか…


「悠一さん…」

「あ?」

「寂しがりモードなの?」

そう言いながら鏡越しに見つめる。
見つめ返してくる目が可愛くてにやけてしまう。

「…んだよ。わりぃか」

「んなわけっ」

苦笑い。
珍しくデレモードも追加ですか。悠一さん。

「悠一さん…おいでー!」

鏡越しじゃ足りるわけがなく
後ろを振り向き両手を広げる。

「んーぎゅーーぅーー」

こういう時は10歳の年齢差を感じないほど
悠一さんが幼く感じる。
少しは頼られてるのかなて嬉しく感じるとき。
一緒にいれて幸せを感じれるとき。


「あったかいな、お前」

「うー、悠一さんもあったかいよ」





.

「ばか!」→←「ラッーザーニアー!」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
234人がお気に入り
設定タグ:中村悠一 , 恋愛 , 声優   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Hanna(プロフ) - みなみさん-喜んでいただいてよかったです!またリクおまちしております^_^ (2017年7月12日 7時) (レス) id: e4994c0f89 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - 読みました。想像していたより面白かったです。まさか押し倒しちゃうなんて(笑) (2017年1月24日 0時) (レス) id: 7ff7f1f77d (このIDを非表示/違反報告)
Hanna(プロフ) - え だ ま め 。さん» えだまめさん:西日本ですからねぇ、似てるとは思います笑笑 (2017年1月19日 21時) (レス) id: e4994c0f89 (このIDを非表示/違反報告)
え だ ま め 。(プロフ) - あれは、博多弁なのか…!? 大阪弁にも見えましたが…。 (2017年1月19日 21時) (レス) id: ff9f4492e5 (このIDを非表示/違反報告)
Hanna(プロフ) - 月乃雫さん…悶え死ぬ!?ありがとうございます!頑張ります!^_^ (2016年12月11日 7時) (レス) id: e4994c0f89 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Hanna | 作成日時:2016年11月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。