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｢オカン、来たで｣
きみくんがお墓に話しかける。
｢今日はゲスト付きやで。しかも女の子｣
彼はおどけたように笑った。
｢…侯隆さんのお母さん。初めまして、Aと言います。今日はお邪魔します｣
私が挨拶をすると、きみくんは私を見て微笑んだ。
それから２人でお墓を軽く掃除して、私は花立てに花を生けた。
｢お母さん。なんのお花が好きだった？｣
｢えぇ？そんなん知らんなぁ…。息子なんてそんなもんちゃうん？｣
｢そっか。そうだよね。せっかくなら、お母さんのお気に入りのお花の方が嬉しいかなって思ったんだけど｣
｢…やっぱ女の子は違うなぁ…。男は花なんてからきしやもん。生け方もなんかちゃうし｣
きみくんは私が生けたお花を見て感心している。
バランスを整えて生けたくらいで、そんな大したことはしていないけどな…。
でもやっぱり褒められると嬉しい。
｢俺、これ片付けて来るな｣
きみくんは水の入った桶を持つと、お寺の本堂の方へ歩いて行った。
一人残された私は、キレイになったお墓の前にしゃがみこむ。
｢…お母さん…｣
話しかけてみる。
当然ながら返事はないんだけど。
背中に当たる陽射しがポカポカして気持ちいい。
とても静かだけど、時々小鳥の鳴く声がして…のどかだなぁ。
そんな優しい雰囲気が、なんだかきみくんのお母さんを連想させて
お会いしたこともないのに、勝手にそんな想像するのはとても失礼なんだけど
私は１人で返事をしないお母さんに向かって話し始めた。
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ゆう(プロフ) - 樹里さん» ありがとうございます〜！福豆はまだ飾ってあります(笑)でも食べます！ (2017年2月6日 21時) (
レス) id: c799d0eac5 (このIDを非表示/違反報告)
樹里(プロフ) - わあ！おめでとうございます！横山さんにもらった福豆食べられませんね…（食べました？笑） (2017年2月4日 23時) (レス) id: 8929114052 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - けいとさん» 黒eighterさん！是非とも自分と重ねて読んでくださいね♪更新頑張りますので、また読みに来てください(^-^)コメントありがとうございます！ (2017年1月27日 17時) (レス) id: c799d0eac5 (このIDを非表示/違反報告)
けいと - 黒eighterの私としてはたまらないです…これからも更新頑張ってください。楽しみにしています！ (2017年1月26日 22時) (レス) id: 174182f6e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ちえさん» コメントありがとうございます(^-^)細かい所まで共感して下さって凄く嬉しいです〜♪頑張って更新しますね。また良ければ読みに来てやってください☆彡 (2017年1月26日 20時) (レス) id: c799d0eac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2016年11月25日 17時
