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文字通り、体ひとつで大阪に来てしまった私。
家に着替えとか取りに行きたかったけど、最終の新幹線に間に合わなくなるから、ホントに着の身着のまま。
一応、きみくんと同じホテルに別の部屋をとってはくれたけど、まずはきみくんの部屋に連れてこられた。
｢私、ここにいて大丈夫…？｣
仕事のために滞在している部屋だから、自分がいていいものかどうか…。
私は少し戸惑っていた。
借りてきた猫みたいにちんまりとしている私とは真逆で、きみくんはあっけらかんとしている。
｢ん？なんで？｣
｢だって、きみくんはお仕事なのに…｣
｢またそんなん気にして。来い言うたんは俺やん｣
おいで、と、きみくんが私に手招きをした。
私は素直にきみくんの前に立つと、そのまますぐに抱きしめられる。
間近に感じるきみくんの温もりが、色んな不安を溶かしていく気がした。
｢…きみくん｣
｢うん？｣
｢心臓の音、すごく早い…｣
彼の薄手のニット越しから、私の耳に一定のリズムでドクドクと音が伝わる。
｢そらー、Aをこんなんしてたら…｣
｢え？｣
私は彼の腕の中で、きみくんを見上げた。
彼と視線が優しくぶつかる。
｢Aに触れるときはいつだって…｣
きみくんの白い大きな手が私のほっぺを包んだ。
｢いっつもドキドキすんねん、未だに｣
そんな事言われたら、こっちがドキドキしてしまう。
きみくんは私のおでこに、チュッと音を立ててキスをすると、また私をギュッと抱きしめた。
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ゆう(プロフ) - 樹里さん» ありがとうございます〜！福豆はまだ飾ってあります(笑)でも食べます！ (2017年2月6日 21時) (
レス) id: c799d0eac5 (このIDを非表示/違反報告)
樹里(プロフ) - わあ！おめでとうございます！横山さんにもらった福豆食べられませんね…（食べました？笑） (2017年2月4日 23時) (レス) id: 8929114052 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - けいとさん» 黒eighterさん！是非とも自分と重ねて読んでくださいね♪更新頑張りますので、また読みに来てください(^-^)コメントありがとうございます！ (2017年1月27日 17時) (レス) id: c799d0eac5 (このIDを非表示/違反報告)
けいと - 黒eighterの私としてはたまらないです…これからも更新頑張ってください。楽しみにしています！ (2017年1月26日 22時) (レス) id: 174182f6e7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ちえさん» コメントありがとうございます(^-^)細かい所まで共感して下さって凄く嬉しいです〜♪頑張って更新しますね。また良ければ読みに来てやってください☆彡 (2017年1月26日 20時) (レス) id: c799d0eac5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2016年11月25日 17時
