きみがいい ページ2
Aside
浦田くんが構ってくれません。
ここ最近スマホばっかり…。
「浦田くん…」
「…んー…?」
「あそぼ」
「いいけど…」
「今すぐ!」
「っあー…ちょっと待って」
ほら。スマホが最優先なんだ。
彼女より、スマホ。私より……。
こんなの考えたって駄目だ。
でも、やっぱり
悲しい…。
「っ…グスッ…うっ…あ…グスッ」
「!?A…!?」
「グスッ…うぁ…グスッ」
「ちょ、なんで、え、俺…?」
お前だよ!わかれ!!ばか!!
「うら、たくんがっ、」
「うん…?」
「スマホ、優先してた、から…」
「それ、は」
「あたしより、スマホの、ほうが…!?」
いきなり浦田くんから抱きしめられて
びっくりして、もう涙もとまった。
「うらた、くん…?」
「ごめん、そんなの思ってるなんて
知らなかった」
「…」
「ごめん、ごめん…」
「かまちょみたいで、ごめんなさい…」
「Aは悪くないよ。俺が全部…」
「すき、」
「!?……おれ、も」
「俺は、Aだけが好きだから」
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作者名:藤咲 | 作成日時:2018年4月17日 18時