21 watanabe ページ23
俺と佐久間が中学生だった時の話。
ジュニアの中でも家が近所で、割と意気投合していた俺と佐久間は、しょっちゅう佐久間ん家で遊んでいた。
2人ともインドアってこともあって、特に何もする訳でもなく、コンビニでお菓子買って、お菓子食いながら家でだべって帰る〜みたいなことをよくしてたもんだから、俺は割と自分の家と同じくらいの感覚で佐久間の家でくつろいでた。
いつもは佐久間の家に行く前に必ず『今からお前ん家行くわ』程度の連絡をしていたんだけど、その日だけは何故か俺は連絡をしてなかった。
お陰で、家のインターホンを押してもなかなか中から人が出てこなくて、「いつもならそろそろ佐久間の母ちゃん出てくんのになー」と思いながら、ドアの前に突っ立っていたら、しばらく経ってからガチャリとドアが開いて。
出て来たのが、
「…あ、大介の友だちですか」
ドアからひょこりと顔を覗かせた、当時中学生の桃田Aちゃんだった。
え！？佐久間って妹いたっけ！？全然似てねえ！クソ可愛い！！！！
ってのが第一印象。
俺らよりも少し背が低くて、童顔で、すごく整った顔立ちをしていて、なんとも可愛らしい子！って感じで、でもそれでいてなんか大人っぽい雰囲気を持ち合わせた、なんともまあ、魅力的な子だった。
「あ…そうです」
「すみません出れなくて。…はぁ。もう。大介ー！友達来てるよー！」
あまりの破壊力にカタコトになってしまった俺を、変な奴とでも言いたげにAちゃんは見た後に、部屋の中にいる佐久間に向かって叫び声、「どうぞ」と俺を慣れた様子で家に上げてくれた。
そのまま後に続いて、リビングに行けば、寝癖をぴょんと立たせて座り込んでる佐久間。
見た感じ、今起きたところか…とすぐわかる間抜けな顔で。
「え！？翔太、来るなら連絡しろって言ったじゃん！」
と、俺とAちゃんを交互にアワアワ見ながら俺に怒った。
「え、待て待て。それよりこの子誰」
でも、俺は怒られたことよりも目の前の子の女の子が何者か知りたくて堪らなくって、思わずそう聞いたのだ。
そんな俺を見て、佐久間はあからさまに不機嫌そうに、「帰れ翔太」と、なぜか俺を追い出そうとした。
そんな佐久間を見て、Aちゃんは「ねえ、友だちにその態度どうなの」と怒った後に、
「桃田Aです。大介の幼馴染で隣の家住んでます。今日は大介の晩御飯を作りにお邪魔してました。」
と、俺の目を真っ直ぐに見つめてそう言った。
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minmin(プロフ) - 花子さん» 毎度コメントありがとうございます！喜んでいただけて嬉しいです！ (2022年3月19日 0時) (
レス) @page43 id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
花子 - うわあああ(TT)♡♡♡もう今回ばかりはこの興奮を文字に表せません。いつも語彙が壊滅的ではありますが(笑)兎に角最っ高です(TT)♡ (2022年3月18日 20時) (レス) @page42 id: 6a4a78fe0e (このIDを非表示/違反報告)
minmin(プロフ) - 花子さん» 男らしい部分とのギャップ感じていただけで嬉しいです！ (2022年3月18日 16時) (レス) id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
花子 - 半袖姿を想像してにグッ。ときちゃいました(^^)♡この３ヶ月がどんな３ヶ月になるのか考えただけでドッキドキです！更新有り難うございます♡ (2022年3月17日 20時) (レス) @page40 id: 6a4a78fe0e (このIDを非表示/違反報告)
minmin(プロフ) - 花子さん» LINEはこだわって書いてるので嬉しいです^_^ (2022年3月17日 10時) (レス) id: 1eb423545c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：minmin
| 作成日時：2022年2月26日 1時
