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「また写真撮らせてよ」
HS「おん!」
「普段のアンタじゃなくて、ステージのね」
HS「そんな違う?」
「違う」
HS「……んへへ」
「なんでちょっと嬉しそうなの」
HS「ステージでは別人になりたいって思ってるから」
あぁ、ほら、その目だよ。
「ステージに向けて頑張るアンタもかっこいいよ」
HS「え!!!!!」
「声でか」
HS「もっかい!もっかい言って!!」
「やだ」
HS「えー!!!!!!!」
「どうしたんだよ、外までお前の声響いてんぞ、スニョア」
顔を覗かせたスンチョル先輩がそう言った後ろから、ひょっこりと顔を覗かせたジス先輩が「お〜、Aちゃんだぁ」と爽やかな笑顔を見せた。
JS「今日は見てくの?」
「あ〜、でも邪魔になるかなと思うんで……」
HS「なんで!なんで!!」
SC「ちょ、スニョア……」
私が断ろうとした瞬間五歳児かと言わんばかりのヤダヤダを始めたスニョンを見て、スンチョル先輩が困り顔でスニョンに抱きついて宥めた。ホシは懲りずにジタバタしている。
HS「なんだよぉ!見てけよ!お前の好きなジフンとミンギュとジュンとハオにもアレやらせるからさ!!!」
「いや人聞き悪いな」
JS「え?ジフンとミンギュとジュンとハオが好きなの?」
「いや違くてですね、ちょっと語弊があるんですけど」
SC「え?スンチョルは入ってないの?」
JS「え?ジスは?」
「いや、あの違うんですよ、そういうんじゃなくてですね」
そうして私は押しに負けて、結局端っこで衣装の縫い付けだったりお茶だったりの雑用を手伝いながら見学することになった。
ちなみに、チーム分けしながら練習する際、わざわざジフンくんとミンギュくんとジュンくんとハオくんを並べてやらせながら私に向かって、にっこにこの、それはそれは満面の笑みを浮かべたスニョンを見て、「憎めないなぁ」と思った。
―――――
随分前から曲だけ聞いてて、がっつり追い出したのは最近の、本当に新参カラットなんです。
HOTを見てワッ!!!無理!!!好きだ!!!となり入ってきた経緯を思い出しながら書きました。
ポイントポイントで艶やかな感じが堪らなかったんですよね……。
好きな振りを思い描いてもらえれば……。
◎一人で旅行に行けというのか【JS】→←◎ダンスを踊る君は輝いている【HS?】
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ゆび(プロフ) - ayanaさま、ご指摘ありがとうございます!大変失礼致しました……!!!すぐ訂正いたします! (2023年3月29日 9時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
a y a n a(プロフ) - コメント失礼します!!最新話なのですが、96ではなく97ではないのでしょうか、、?? (2023年3月29日 8時) (レス) id: fce2a2e828 (このIDを非表示/違反報告)
ゆび(プロフ) - たまこ様、コメントありがとうございます〜!クプス書かせていただきますね!!気長にお待ちいただければ幸いです!! (2023年2月9日 21時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - 初めまして!初コメ失礼します。いつも癒されながらお話読ませてもらってます(^-^) メンバーのリクエストなのですが、もしできたらスンチョルのお話が読んでみたいです!お願いします! (2023年2月8日 16時) (レス) @page17 id: ed9ba444b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆび | 作成日時:2023年1月28日 20時