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JN「いっつも美味しそうに食べてて、可愛いなぁって思ってたんだ」
「うぇ」
JN「だから一緒に食べられて嬉しい。今日来てくれてありがとね」
にこっと目を細めて笑った彼は、そのままケーキをパクリと一口食べた。私も釣られるようにラテを一口。
「じゅ、ジュンさんはこの辺の大学に通ってるんでしたっけ?」
JN「そ、Aさんもだったよね?」
「はい、」
そこから大学の話になって、それなりに盛り上がった。私は経営学部で、彼は商学部らしい。知らなかった彼を知れて、またちょっと嬉しいような。
MH「ジュンひょ〜ん、ちょっと手伝って〜」
JN「は〜い。……ちょっとまっててね」
ミョンホさんから呼ばれて、もぐもぐした口を少し抑えて、それから「そこにいてね」と言わんばかりに両手の掌を私に向けて席を立った。
ぱたぱたとカウンターへ向かって行って、エプロンをさっとつけた彼は、一言二言ミョンホさんと言葉を交わしてエスプレッソマシーンへ向かった。
ふと彼らを眺めていると、ミョンホさんが苦笑して軽くウィンクしてきたので、私もなんだか苦笑し返してしまう。大きな注文だったようで、お客さんはそんなに並んでいないけれどカウンターの中は忙しない。
「……わ」
ぷくっと頬を膨らませているジュンさん目が合って、声が出てしまった。え?なんでほっぺた膨らんでるの?……かっこいい、いやかわいいけど。
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ゆび(プロフ) - ayanaさま、ご指摘ありがとうございます!大変失礼致しました……!!!すぐ訂正いたします! (2023年3月29日 9時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
a y a n a(プロフ) - コメント失礼します!!最新話なのですが、96ではなく97ではないのでしょうか、、?? (2023年3月29日 8時) (レス) id: fce2a2e828 (このIDを非表示/違反報告)
ゆび(プロフ) - たまこ様、コメントありがとうございます〜!クプス書かせていただきますね!!気長にお待ちいただければ幸いです!! (2023年2月9日 21時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - 初めまして!初コメ失礼します。いつも癒されながらお話読ませてもらってます(^-^) メンバーのリクエストなのですが、もしできたらスンチョルのお話が読んでみたいです!お願いします! (2023年2月8日 16時) (レス) @page17 id: ed9ba444b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆび | 作成日時:2023年1月28日 20時