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「どうしてこうなった」
もう一度言おう。どうしてこうなった。
長居するつもりはないと言ったにも関わらず、現在俺は白ひげの船に乗っていた。
《主が弟の頼みを断れなかったからだろう…》
「……」
肩に止まるガルダが小声で言ってくるが図星なので何も言えない。
現にエースからもう少し一緒に居たいと頼み込まれた挙句、それに根負けしてついてきたのだ。
「不味いな。これじゃあ情報が集められない…」
白ひげへの挨拶が終わったら周辺で黒ひげの情報を探ろうと思ってたんだが………
今日で既に2日目。俺は何がしたいんだ。
「兄貴ー！！飯！！飯食いに行こ！」
「はー…許す」
ため息を吐いたが、エースの笑顔に全部いいかと開き直った。
「お？おめぇらも食堂に行くなら一緒にどうだ？」
後ろから声をかけられ振り向けば7番隊と3番隊の隊長さんがいた。
「あ！ラクヨウとジョズ！」
「ギルダーツ…で良かったか？一緒にいいか？」
「あぁ、それで構わない」
「おお！なら行くか！」
7番隊長にバシバシと背中を叩かれるのに痛てぇよと返して4人で食堂に行く。
コイツら初っ端から馴れ馴れしくてどうも調子が狂う。
この背中を叩くラクヨウと言う男には昨日エースの服を修復していた時に妙に絡まれた覚えがあるし……
4人で食堂に行き、扉を開ければ溢れんばかりのクルー達。調理場につくコック達も忙しなく動いていた。
昼時だから多いのも無理ないか…
「おーいサッチー！めしーー！」
「お、末っ子がやっと来たか」
「兄貴呼んできたんだよ！」
「おう、エースの兄貴か！遠慮は要らねぇからいっぱい食えよー！」
いそいそと自分の分のプレートを取ったエースと席に着く。
料理は意外と美味かった。
「よぅ、客人さん。酒の席では話せてなかったな。俺はサッチってんだ」
黙々と食べていれば4番隊長がコチラに追加の料理を持って来た。
「ギルダーツだ、よろしく」
口の中のものを飲み込んで言う。
サッチはそのまま向かいの席に座った。
「それで？お前さんは何やってる奴だ？1人のところを見るに賞金稼ぎとか？」
「なんで直ぐにその結論になる。俺は一般人。旅人だ」
「はぁ！？お前旅人なのか！？？賞金稼ぎじゃなくて！？」
────────────────
作者:あと何話か隊長sideの話をギルダーツsideで書きます！
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Aceyu(プロフ) - かちかち太郎丸さん» 繰り返すほど読んでいただけるなんて感激です！夢主くんがどのようなエンドを向かえるか、どうぞ続編もお付き合いいただけたら嬉しいです😊😊 (12月31日 21時) (
レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - ばってんさん» にやけて下さってありがとうございます！もっとにやけて頂けるよう頑張ってみます笑 (12月31日 21時) (レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - チャパさん» コメントありがとうございます！いつも時間が空いて申し訳ない…それでも読んでくださって嬉しいです。頑張って続編書かせていただきます！ (12月31日 21時) (レス) @page40 id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
かちかち太郎丸 - 更新ありがとうございます！！！ずっと前に見つけては繰り返し読みに来てしまってます！設定も書き方も全部大好きです！！！！！ (12月3日 15時) (レス) @page37 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 一気読みしてしまった…続きが欲しいです…🥲🥲 (2023年2月5日 23時) (レス) @page32 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aceyu | 作成日時：2021年5月18日 12時
