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コビーが海軍へ入れるようルフィがタコ殴りしているのを横目に見ながら、次の事を考える。
出航には間に合わなかったが、ルフィには会えた。
白ひげの所へは万一のためにガルダを置いてきたため、何かあれば直ぐに連絡が来るだろう。
W7の件はルフィに任せるつもりで何もしていない。カクとはたまにはあって世間話(機密情報)するだけ。
ほかの五皇には特にこれといった問題はない。
このまま頂上戦争が起きなければ……の話だが。
「行くぞ、ゾロ」
いつの間にか終わり、出ていくルフィとゾロ。
ルフィがこちらに視線を寄越していたが先にいけ、と目で訴える。
「僕は海軍大将になる男です！！」
そしてコビーの海兵への宣言。
話には聞いてたが目の前で見て「いい男と友達になったな」と弟を心の中で褒めた。
「すみません！僕はあの人に別れの挨拶をしてきます！！」
海兵に謝り、去ったルフィを追いかけるコビーに、もたれかかっていた壁から体を起こし追いかけるとする。
「君は…」
「旅してるもんだよ。昔あの海賊に会った事があって話してみてただけさ。
気のいいやつだろ？」
「黙秘する」
話してきた海兵の言葉に笑い、手を振り別れる。
店を出れば足が遅いらしいコビーがまだ見える位置にいた。
「うわぁ！！！え？え？」
「早くしねぇと出航しちまうぞ」
「ギルダーツさん！！」
仕方ないので捕まえてルフィの元へ行く。
「！！兄ちゃん！コビー！」
気づいたルフィとゾロがこちらへ向く。
「ルフィ、俺は『また後で』だ。今はコイツな」
「！！わかった、また後で！」
コビーを下ろしてやり、背中を押してやる。
俺の意図がわかったコビーはルフィの前に出た。
ーーあぁ、友達だ！
海賊と海兵となる2人の友好の瞬間。
我が弟ながら人たらしな男だな。
「ルフィさん！！この御恩は一生忘れません！！」
海賊へ敬礼するコビーと、海兵らを少し離れた場所でながめる。
面白いやつらだ。
「あれ、ギルダーツさんは行かなくて良かったんですか？」
「追いつくから大丈夫だ。
なぁ、コビー」
「はい？」
「初めて会ってから数刻で言うのもなんだが、ルフィと友達になってくれてありがとな」
「！！いえいえそんなこと！！むしろ僕の方がありがたいくらいです！！」
「ふっ、そうか。海軍入るんだろ？頑張れよ」
「！は、はい！！」
頭をポンポンと叩けば、照れくさそうに笑ったコビー。
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Aceyu(プロフ) - かちかち太郎丸さん» 繰り返すほど読んでいただけるなんて感激です！夢主くんがどのようなエンドを向かえるか、どうぞ続編もお付き合いいただけたら嬉しいです😊😊 (12月31日 21時) (
レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - ばってんさん» にやけて下さってありがとうございます！もっとにやけて頂けるよう頑張ってみます笑 (12月31日 21時) (レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - チャパさん» コメントありがとうございます！いつも時間が空いて申し訳ない…それでも読んでくださって嬉しいです。頑張って続編書かせていただきます！ (12月31日 21時) (レス) @page40 id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
かちかち太郎丸 - 更新ありがとうございます！！！ずっと前に見つけては繰り返し読みに来てしまってます！設定も書き方も全部大好きです！！！！！ (12月3日 15時) (レス) @page37 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 一気読みしてしまった…続きが欲しいです…🥲🥲 (2023年2月5日 23時) (レス) @page32 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aceyu | 作成日時：2021年5月18日 12時
