続・サボが生きていた時に(ifストーリー) ページ20
「なんなんだてめぇはぁあああああああああああ！！！！？？？？」
「ぎゃあああああああああああ！！！？？？？ごめんなさいぃいいいいいいいいい！！！！！！」
「ふざけてんのか？ふざけてんのか！？あ"ぁっ！？」
「エース落ち着け。顔がギルダーツみたいになってる」←
それはもうエースは切れた。『何やってくれてんだ我ぇ』とルフィの顔を鷲掴みにした。ゴムのルフィには効かないので顔の中心に向かって伸びるだけだった。
サボもサボで笑顔な割にルフィの肩をもつ手はギリギリとくい込んでいる。
その2人にルフィはガクブル状態である。
怖い。兄2人がひたすら怖い。
痛くないのに心が痛い。
その日からは流石のルフィも気をつけていた。それでもギリギリであったのは言わないでおこう。
「やっとか…」
「あぁ、やっとだ」
エースとサボは海を見ていた。2人の心はもう満身創痍、ボロボロだった。
俺ら頑張った。超頑張った！
何処かのバカのおかげでここ数日間気を張るしかなかった。ツルんとスケートリンクの上のごとく話してしまうその口はなんなんだと、頭を抱え、胃を痛め。ダダン達にまで頼み込んでルフィを押さえてもらった。
「ついに、ついに来たぞ！！！」
「あぁ、やっと来た！くっ、…頑張ったよな…俺ら！」
感極まれり。歓喜。
まるで歴戦の猛者と戦った後のような疲労感。
まだ当日でもない前日なのだが2人は既に涙目だった。いや、もう既に泣いている。
「明日、……明日だ！頑張るぞ！サボ！！」
「おう!!」
ギルダーツside
当日
「ただいま………？誰もいないのか？」
真っ暗な家の中。
気配があるので多分いるにはいるのだろう。
寝てるのか？
そう考えて、暗闇に慣れていない目を凝らしながら中にはいる。
ﾊﾟﾁﾝｯ!!
「せーのっ!!!」
「!?は？え？」
「「「お誕生日おめでとう!!!ギルダーツ/兄貴/兄ちゃん/兄さん!!!!!!」」」
クラッカーの音に色とりどりの紙吹雪が飛んでくる。
ふわりふわり、の頭や肩に落ちてくるそれら。
その向こう側にはニヤリとイタズラが成功したような顔の弟たち。
何が起こった。
「流石の兄さんも驚いてるな！」
「へへっ、大成功だ！！！」
「にーちゃーん！おめでとーー!!!」
「……
あ、俺の誕生日か。忘れてた」
ズゴッ！
エース達がずっこける。
今日の主役、もといギルダーツは気づくどころか自分の誕生日を忘れていた。
それはもうすっかり。
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Aceyu(プロフ) - かちかち太郎丸さん» 繰り返すほど読んでいただけるなんて感激です！夢主くんがどのようなエンドを向かえるか、どうぞ続編もお付き合いいただけたら嬉しいです😊😊 (12月31日 21時) (
レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - ばってんさん» にやけて下さってありがとうございます！もっとにやけて頂けるよう頑張ってみます笑 (12月31日 21時) (レス) id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - チャパさん» コメントありがとうございます！いつも時間が空いて申し訳ない…それでも読んでくださって嬉しいです。頑張って続編書かせていただきます！ (12月31日 21時) (レス) @page40 id: abb97a4c1c (このIDを非表示/違反報告)
かちかち太郎丸 - 更新ありがとうございます！！！ずっと前に見つけては繰り返し読みに来てしまってます！設定も書き方も全部大好きです！！！！！ (12月3日 15時) (レス) @page37 id: b4989b061f (このIDを非表示/違反報告)
ばってん(プロフ) - 一気読みしてしまった…続きが欲しいです…🥲🥲 (2023年2月5日 23時) (レス) @page32 id: 33b58415e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aceyu | 作成日時：2021年5月18日 12時
