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盃を交わし、晴れて4人兄弟となったその日の夜…皆が寝静まったころ、俺は1人海の見える海岸に行った
昼間は生き物たちがざわめき、賑やかだった森も、今はとても静かで、まるで自分がこの世界でたった1人だけのようだ…
聞こえるのは波が打ち付ける音だけ。何故かとても心が落ち着いた…
(もうすぐ…もうすぐあの平和な日々が壊される…
俺は何をすればいいんだ…何をすれば…)
正直に言うと、自分は何をするべきなのかわからなくなっていた
原作の知識があっても行動できないのが現実だ。自分が下手に動き回ると、かえって逆に自分の首を締めることになる。
確かまだ原作の話でおきていないのは、
ラーメン屋での食い逃げ…サボが貴族だったこと…グレイターミナルの火事…
…そして、天竜人がサボを撃つこと
(俺はサボが撃たれるのを防げるか？
いや、救えてもこの能力がバレてしまう…
天竜人には海兵やいろんな護衛がついていて顔がバレたりしたら…
ダメだダメだ！…)
頭をぶんぶんと振って自分の気を落ち着ける
(…いっその事エースたちに能力をバラして、
口止めしてもらう？…
でも、嫌われたら…皆を守れる力だけど…こんな化け物みたいな能力…気持ち悪いのは当たり前…
なら、バレないようにできるか？
火事の時、エース達を助けれるか？
俺は…今何ができる？…
もしその時成功しても必ず後でバレたり何かしら起こるはずだし…
10年後には頂上戦争がある…
どうやったら…どうやったら皆が悲しまないですむ？…
俺は…何をすればいいんだ！)
力を手に入れたのはいいが、とてつもなく強い能力で、―――――だ。
思いどうりに事が進む訳がないこの世界。最悪の結末だってありうる。
どれだけ皆の前で強がっても、本質は同じで不安が積もるだけだった。
気づいたらギルダーツはもう誰にも言えなくて、苦しくて、寂しくて、なにがなんだかわからなくなってきた。
自分にあった自信も無くなってき、
でも、それには気づかない振りをして、誰にも頼らず、ただ自分が思う道を進むのみ…
「誰か…教えてくれよ…」
その言葉に返事をするものはいる訳もなく、ただ波の音が鼓膜を揺らすだけ…
(もう、自分ができることを…精一杯やるしかないか…)
悩みに悩んだ結果、それしか思いあたらなかったギルダーツは立ち上がり、また、暗い静かな森へ入っていった
それをエースが見ていたとも知らずに…
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柳 - えっ、、、好きです(突然の告白)台詞が一つ一つ綺麗すぎる、、、 (2020年7月24日 16時) (
レス) id: c9022a3381 (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - 更新遅くなって申し訳ございません！！ヾ(・ω・`;)ﾉこれからも早めに更新出来るよう頑張りますぅう！！ (2018年10月14日 20時) (レス) id: de2aaf2ee2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきち - 更新お願いします。 (2018年10月13日 10時) (レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
Aceyu(プロフ) - リコさんコメントありがとうございますぅぅぅうう！！感謝感激です！これからも頑張って更新させていただきます！呼んで下さると嬉しいです！！ (2018年7月20日 14時) (レス) id: de2aaf2ee2 (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - ヤベェ…面白すぎる！これからも更新頑張って下さい！応援しています( *・ω・)ノ (2018年7月19日 14時) (レス) id: 99beb34d9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Aceyu | 作成日時：2018年4月4日 1時
